女子ゴルフ活況の理由はプロの「お・も・て・な・し」
こんばんは~ 篠原です。
昨日は、大変な事故が起きてしまいました。
「スキーバス転落事故」
亡くなられと判明されたのは14名。
ほとんどが若い人です。
夢や希望に満ち溢れていた若い命が
一瞬にしてなくなってしまいました。
ご両親のことを考えると、胸が篤く
なります。
まだ原因などは判明していませんが、
運転手さんも亡くなられているので
想像でしか、原因追及はできない
ことと思います。
亡くなられた方たちの
ご冥福をお祈りいたします。
国内の女子ゴルフツアー
ゴルフ人口の減少などにより人気低下が
叫ばれている中、試合数や賞金総額を着実に
増やしています。
伸びる「女子」と伸び悩む「男子」
2016年の女子ツアーの日程によると、
試合数は1試合増えて38試合になり、
3月の開幕戦のダイキンオーキッドレディス
から最終戦のLPGAツアーチャンピオン
シップ・リコーカップまで、7月第1週目
以外、毎週試合が行われます。
男子ツアーに比べて12試合も多くなります。
年間賞金総額も今季は35億2千万円で、
4年連続史上最高額を更新しています。
グリーン上の「接待」
女子ツアーの原動力となっているのが、
トーナメント前に開催される
「プロアマトーナメント」です。
会場はツアー本番と違いなごやかな雰囲気に
包まれます。
スポンサー企業にとっては、取引先などを
招待して、女子プロと一緒にゴルフの
ラウンドをしてもらうことが、何よりの
接待になります。
プロアマ大会は、男子ツアーでも行われて
いますが、男子の場合は「客をもてなすこと
より、本番にむけて自分たちの練習のこと
しか考えていない」という批判があり
評判を悪くしているのです。
女子プロの場合、以前より言葉遣いや挨拶
などファンやスポンサーを顧みる意識を
持つようにと教育を徹底して、試合会場
でのサイン会や写真会などのイベントで
ファンサービスを図ってきた努力が、
スポンサー企業に対しての魅力発信に
つながっていったのです。
「レジャー白書」によると、2014年の
全国のゴルフ人口は720万人で
2001年の1340万人から4割強も
減少しています。
特に若者層のゴルフ離れが深刻になって
います。
こうした現状をとらえて、競技以外の場所
「お・も・て・な・し」の心で
接待のプロに徹する女子ツアーが人気が
あるのは当然なのです。
女子ツアー人気に大きく貢献しているのが
昨年賞金女王に輝いた「イ・ボミ」です。
実力もありルックスも良く、ファンにも
丁寧に接する姿勢で、日本でもトップクラス
の人気選手になっています。
男子ツアーとの人気の差はますます
広がりそうですね。
読んで頂きありがとうございます。
失礼いたします。 篠原香代