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ジャンボ尾崎が棄権 ! 今季9度目 ! 引退 ? 借金はどのくらい残っているの ?

こんばんは~  篠原です。

17日~20日まで

フェニックスカントリークラブで開催

されている

ダンロップフェニックスオープン」

 

ジャンボ尾崎こと尾崎将司プロが今季は12試合

出場していて、今大会で9度目の棄権になりました。

「尾崎将司」の画像検索結果

 

 

初日の17日は12オーバーを叩き83位という

順位でした。2日目の今日9ホール終了時点で、

腰痛悪化のため棄権しました。

 

尾崎プロは、1994年から1996年まで、

今大会を3連覇しています。

そして、節目である100勝目もこの

フェニックスのCCで達成しています。

 

ジャンボ尾崎は、これまでレギュラーツアーに

こだわってきました。

「AON」と呼ばれた青木功(71歳)や

中島常幸(59歳)がシニアツアーに出場しても

「レギュラーツアーで戦えなくなったら終わり」

といいシニアツアーの参戦を否定して、数々の

誘いも拒否して、第1線での「現役」に

こだわり続けてきました。

 

あの頃の尾崎プロは、本当に強かったです。

ただ、私はどうしても、プレイ中にコース内

でタバコをくわえている姿が映るたびに

眉をしかめて観ていた記憶があり、そのころの

尾崎プロは大嫌いでした。

 

あまりに強すぎてということもあったかも

しれません。

 

尾崎将司プロは1947年1月24日生まれ

ですから、来年1月にはもう70歳になるの

ですね。

「尾崎将司」の画像検索結果

 

徳島県の出身で、徳島海南高校のエースとして、

1964年選抜高校野球で優勝して、

1965年プロ野球西鉄(現在の西武)に入り

ました。

 

1970年にプロゴルファーに転向しました。

1971年「日本プロ選手権」での初優勝

から、55歳241日で優勝した2002年

全日空オープン」まででプロ通算113勝

を挙げました。

 

1994年から5年連続賞金王になるなど

賞金王は合計12回です。

生涯獲得賞金額約26億8883万円

で1位です。

 

そんな素晴らしい成績を残しながらも、

悲しいことに、人間は誰でも平等に年を

とっていきます。

 

尾崎プロは、2006年に腰椎分離症

手術をしています。

この後も、ラウンド中苦しい表情をみせ、

コースの中で座り込んでしまう姿を時々

目にしました。

 

恐ろしいほど勝ちまくっていた尾崎プロの

こういう姿は本当は見たくない光景でした。

 

今大会の棄権後のインタビューで

重大な局面に立たされている。一番の原因は

十何年か前の狭窄からくる神経圧迫が続いている

こと。トレーニングしても痛くなるから下半身の

衰えが大きい。足の力がなくなって、腰に負担が

かかっている」

と厳しい表情で答えたそうです。

 

この重要な局面とは何を意味するのでしょうか?

「狭窄症」というのは、正しくは

「腰部脊椎菅狭窄症」

(ようぶせきついかんきょうさくしょう)といい、

脊椎管の中を通っている神経に血管が圧迫される

ことで腰痛や下肢のしびれなどがでる病気です。

 

背骨に加齢による変化が加わることで、脊椎管の

狭窄が起こります。

安静時には何ともない人が、ある時間歩き続けて

いると、足の痛みやしびれ、脱力感が強まって、

歩きにくくなったり、歩けなくなり、しばらく

前かがみになって休むと、痛みやしびれが軽く

なってまた歩けるようになる症状があるようです。

「狭窄症」の画像検索結果

 

それで納得ですね。コースの中でしゃがみこんで

いたあの尾崎プロの姿ですね。

 

3年前尾崎プロはこんなことを言っています。

「終わりが近づいていることに間違いはない。

本当にカウントダウンの始まりでもある。

しかしながら、もう一度ジャンボ尾崎として

何か、しでかしてやりたい !!」

 

常にゴルフ界に話題を提供してきた尾崎プロ

ですが、永久シード権があるとはいえ、

今季12試合中9試合の棄権で、残り3試合

も予選落ちしているため、金銭的にも大変と

思います。

 

尾崎プロは、2005年に東京地裁

民事再生法適用」を申請していて、

その時の負債総額は50億円になっていた

そうです。

「ワールドワン」というスポーツメーカー

への投資が10億円で、後は不動産投資の失敗が

原因だったようです。

 

負債50億円は何とか、民事再生16億円

まで減らしたそうですが、おそらくまだ半分位は

残っているという噂です。

 

辛いですねぇ。生害獲得賞金額が26億以上も

あった人が、年を重ねてこんな姿になるなんて、

私としても、本当に悲しいし辛いです。