レスター岡崎慎司・成長続けた9ヶ月間・4番手からレギュラーへの道!
こんばんは~ 篠原です。
世界的な話題というより事件といった方が
いいかもしれない、今季プレミアリーグ
で奇跡ともいわれる優勝を遂げた
その中で活躍した日本のサムライ岡崎慎司
岡崎慎司がレスターに移籍したのは
2015年の6月でした。
契約期間は4年
移籍金は推定1000万ユーロ(約14億円)
加入当初は本人も「4番手」と語って
いましたが、先発を勝ち取りチームには
欠かせない存在になっています。
ゴールを奪えないもどかしさを感じながらも、
30歳のストライカー岡崎慎司は、9カ月間
で確かな成長を続けていました。
レスターで中軸の一人として活躍したのが、
我らの日本代表のエース岡崎慎司でした。
リーグ戦36試合中34試合に出場して
5得点。
でも、岡崎の貢献度は数字では表れない部分
のほうが大きかったのです。
9カ月間で着実に進化して、後半戦の
スタメン定着は進化した証拠でした。
岡崎自身が、ジェイミー・ヴァ―ディー、
レオナルド・ウジョア、
アンドレイ・クラマリッチに続く
「4番手だと思っていた」と話していた
序盤戦ですが、本人の言葉とは裏腹に
開幕から先発起用されて、2試合目の
ウェストハム戦では記念すべき、
プレミアリーグでのファーストゴールを
決めています。
「本当に自分が欲しているものだった。
今までは守備とかキープとか、そういう場面
では貢献してきたが、ゴールをとってさらに
認められるというところがある」とコメント
して安堵はしたものの、その後岡崎に
ゴールドラッシュが訪れることはありません
でした。
その後12月までの唯一のゴールは、敵地
でのニューカッスル戦での1点のみでした。
けれど得点以外の面で持ち味を出しました。
本人としては、常にゴールを狙う意欲があって、
喉から手かでるほど点は欲しかったのですが、
他の選手がゴールを量産してチームを上に
押し上げる一方で岡崎は黒子のような存在
でした。
それなので、岡崎の心の中にはかなりの葛藤
がありました。
転機を導きだしたのは、自らの気持の変化
でした。12月19日のエバートン戦で
シーズン3点目を決めた岡崎は、4か月
ぶりのフル出場で疲れ切っていたけれど
すがすがしい表情でした。
出ている選手よりも違いをだすのは結果。
それをずっと意識して練習しています。
後半戦を迎えて、2016年の3戦目と
なった、FAカップのトッテナム戦では
DFを3人かわして見事なソロゴールを
して、さらにアストンビラ戦では今季
リーグ戦4点目となる先制ゴールを
決めたのです。
年明け直後のボーンマス戦以外リーグ戦では
全試合、16試合連続先発出場しました。
ただ、3月中旬にニューカッスル戦でゴール
を決めたのみで、ストライカーとしては、
インパクトに欠け本人も「悔しい」という
言葉を連発してきました。
クラブレべルでは、自身キャリア初のタイトル
獲得で、すべてを振り切った岡崎です。
日本のサムライは英国の地でさらなる成長
ができるでしょうか。
挑戦し続ける30歳の新たな飛躍に期待したい
と思います。
読んで頂きありがとうございます。
失礼いたします。 篠原香代