「健康にいい歩き方」一日1万歩は間違っている。正しいウオーキングで長寿遺伝子のスイッチオン!
こんばんは~ 篠原です。
皆さま毎日歩いていらっしゃいますか?
健康で長生きが良いに決まっています。
そのため、皆さまもいろいろな取り組み
をしているのではないでしょうか?
私は、40代のころから、「1日1万歩」
歩くことが、健康にいいと聞いては、
万歩計を買ってきて、1万歩を目安に
毎日一喜一憂していました。
ところが、1日1万歩は大きなウソという
ことがわかってきました。
新しい年になり、「今年は運動をまず
ウオーキングから始めよう」と今年の目標に
した人も多いのではないでしょうか。
健康のためにウオーキングをするという人は
全国で4000万人位いるそうですね。
誰もが、「何のために?」と質問すると
「健康のため」と答えることと思いますが、
健康に良いと信じていた歩き方が
「健康を害する」としたら・・・
かつて健康スローガンとして揚げられた
「1日1万歩以上歩こう」
が広く世の中に浸透して、「毎日1万歩を歩けば
健康になる」ということを信じている人は
私を含めたくさんいらっしゃると思います。
「歩けば歩くほど健康になる」という言葉を
信じて、1万歩より2万歩、2万歩より3万歩
と一歩でも歩数を伸ばそうと頑張っている人も
いると思います。
「歩けば歩くほど健康になる」というのは間違い。
運動のし過ぎは効果がなく、かえって健康を害する
ことになるそうです。
それは「免疫力の低下」からです。
日本人の平均寿命
男性=79.94歳
女性=86.41歳
これらの全ての病気に対して
「ある指標に基づいたウオーキング」が
効果的ということが、最近の研究の結果
わかってきたのです。
やりすぎでもなく、足りなすぎでもなく
「ほどほどの運動」こそが健康の「万能薬」
なのです。
「ほどほどの運動」とは
1日の総歩行数=8000歩
そのうち中程度の歩行を行う時間=20分
「8000歩/20分」
中程度の運動とは
「会話ができる程度の早歩き」
のんびり散歩のように、鼻歌がでる歩き方
だと、ゆっくりすぎ、競歩などのように
会話ができないほどの歩き方だと速すぎます。
早歩きをする時間帯は
夕方4時~6時が良いのですが、それは夕方
の時間帯が、一番体温が上がる時間だからです。
夕方早歩きをすることにより、筋肉に刺激が
与えられて、血液のめぐりが良くなります。
早朝は危険なので避けたほうが良いそうです。
朝起きたときは体が「カラカラの状態」なので、
水分がカラカラの状態ということは、血液も
ドロドロ状態なのです。
そんな状態で、運動を開始すると、心筋梗塞や
脳卒中が起こるリスクが高くなります。
事実、脳卒中や心疾患の発症を時間帯でみると
午前中に集中しているのです。
「8000歩/20分」のウオーキングを
2か月継続して行うと大きな効果がでます。
それは2か月継続することにより
「長寿遺伝子のスイッチ」が入るとの
ことです。
長寿遺伝子は誰もが持っている遺伝子なの
ですが、普段は眠っていて、どのように
すれば、活性化するかが、今までは解明
されていませんでした。
最近の研究で「1日20分程度の中程度の
運動を2か月続けることにより、長寿遺伝子の
スイッチが入る」ことが証明されたのです。
そして、2か月ほど休んでしまうと、残念ながら
長寿遺伝子は再び眠ってしまいます。
ですから、常に活性化させておくためには、
続けて運動することが大切です。
読んで頂きありがとうございます。
失礼いたします。 篠原香代