高梨沙羅の圧倒的な強さ!19歳にして既にレジェンド!?
こんばんは~ 篠原です。
ノルディックスキー・ジャンプW杯女子
高梨沙羅・個人総合優勝
W杯は12月から翌年3月まで各国で
行われる大会を転戦して、全部で19戦
のポイントによって総合優勝が決定
します。
1位=100点
2位=80点
3位=60点
4位以下30位まで、順位ごとに点数が
与えられます。
その点数によって総合優勝が決まります。
高梨沙羅は19日に行われた、第15戦の
フィンランド・ラハティ大会で優勝して
100点が加算されました。
この大会を加算して、合計1410点に
なりました。
2位のダニエラ・イリシュコ979点で
残り4戦をダニエラ・イリシュコがすべて
優勝しても追いつけないため、早々と
高梨沙羅のW杯女王が決まったのです。
今季の高梨沙羅はとにかく強かった。
開幕戦で優勝すると、
第2戦は2位だったけどその後10連勝
して、13戦で2位、14戦で4位で
15戦目に優勝しました。
これまでの勝率は何と8割です。
女子のジャンプは歴史が浅いこともあり、
世界的に注目される競技になっていません。
男子のジャンプは第1回冬季五輪より正式
種目に採用されていて90年以上の歴史を
持ちますが、女子のジャンプが五輪の正式種目
になったのは、2014年のソチ五輪からです。
W杯が始まったのも、2011~2012年の
シーズンからで、今季で5回目です。
女子W杯の賞金は意外に少なく、優勝しても
3000スイスフラン、約34万円です。
ここまで12大会で優勝している高梨沙羅で
合計408万円ほどです。
スキー板やウエアなどの用具メーカーから
契約料が入り、好成績を残せば契約料が
上がったり、ボーナスが出たりするけれど、
それにしても、転戦で旅費もかかるでしょうし
優勝して34万円はゴルフなどと比較しても
少なすぎですね。
高梨沙羅は女子ジャンプのパイオニア的
存在です。
2011年の最初のW杯は14歳で参戦して
総合3位。
2シーズン目で16戦8勝で総合初優勝。
3シーズン目は18戦15勝で連覇。
4シーズン目は不調だったけれど総合2位。
5シーズン目の今季は早々と総合優勝確定。
W杯の通算優勝回数はダントツの1位で
通算42勝。
2位・サラ・ヘンドリクソンで13勝
3位・イラシュコが12勝
19歳で42勝しているので100勝超えも
可能ですね。
世界を相手に圧倒的な強さを見せる日本人選手
は希少な存在です。
もう少しメディアも大きく報道しても
いいのではないでしょうか?
皆さんは高梨沙羅選手がW杯の今シーズン
優勝確定ということご存じでしたか?
読んで頂きありがとうございます。
失礼いたします。 篠原香代