【リオ五輪】柔道90kg級のベイカー茉秋が金メダル・70kg級の田知本遥も金メダル・体操の内村航平が個人総合でも金メダル!
こんばんは~ 篠原です。
関東地方は今日は猛暑から解放されて、
過ごし安い一日でした。
一番高い気温で27℃でした。
皆さまの地域はどうでしたか?
柔道で2人の日本人が金メダルを獲得しました。
90キロ級のベイカー茉秋(ましゅう)は
1994年生まれですから21歳です。
名前が表しているように、父親がアメリカ人です。
小さいころはピアノを習っていました。
姿勢が非常に悪かったので、それを矯正するために
正座をする柔道をやるのがいいとピアノ講師に
勧められて柔道を始めたそうです。
日本選手が男子90キロ級でメダルを獲得した
のは今回が初めてです。
しかもベイカー選手は今回が初めての
オリンピックです。
準決勝の4試合まで、全て一本勝で決勝に進み
ました。決勝は一本勝とはなりませんでしたが、
優勢勝して金メダルを獲得しました。
「オリンピックチャンピオンになることだけを
この4年間考えて戦い続けてきたので、一戦
一戦全力で臨みました。夢が叶って良かった
です。決勝も一本勝したかったのですが、簡単
にはいきませんでした。結果として優勝できた
ので、すごい嬉しいです。」
と話しました。
70キロ級の田知本遥は
1990年生まれ26歳です。
コロンビアのジュリ・アルベアルに一本勝して
ノーシードから金メダルを獲得しました。
日本女子では今大会初めての金メダルです。
お姉さんの田知本愛選手は4月の選考会で
敗れて、出場を逃しました。
精神的に苦しくて、ショックで一時練習に
集中できない時期もあったそうです。
「ずっと欲しかったものが手にあるのが
信じられない。幸せです。やめようと思った
こともあったけど、そんな苦難も今日のために
あったんだなと思う」と
喜びをかみしめました。
体操個人競技の内村航平が大逆転での
個人総合の金メダルを獲得しました。
金・銀・銅の選手の記者会見で記者から
逆転を決めた最終種目の鉄棒の採点について
「審判が内村に親近感のようなものを感じ、
高い得点がでたと思うか」の問いに、
内村は「全くそんなことは考えていない」
とムッとした感じでこたえると、銀の
ベルニャエフは「いったん得点がでればそれは
公平なものだし、内村は過去に今回よりも、
もっと高い得点を取っている。だからそういう
質問は無駄だと思う」と銀メダリストの
ベルニャエフが助け舟をだしたのでした。
団体総合の金メダルに続く個人総合のしかも
2連覇の金メダルに「最後は運が味方してくれた。
もう、疲れ切った。何も出ないというところまで
出し切って取れたので、嬉しいというより幸せ。
本当に一番の幸せ者だと思う」
とプレッシャーから解放された表情で話しました。
美しい演技をありがとうと言いたい。
これまでの、血のにじみでるような努力の末の
金メダルだと思います。
読んで頂きありがとうございます。
失礼いたします。 篠原香代