112年ぶりの五輪のゴルフ復活で、若者がゴルフを始めるきっかけになったの!?
こんばんは~ 篠原です。
リオ五輪では、皆さまもご存じのように
男子は112年ぶりに女子は116年ぶりに
ゴルフ競技が復活しました。
五輪はテレビなどで見て、若い人たちが
初めて見ようというきっかけを作る大会
でもあります。
競泳・体操・ラグビー・卓球・柔道・
バドミントン・テニス・レスリング・・・
テニスの錦織圭、陸上の400m男子リレー
バドミントンなどなど史上最多メダルに
つながった活躍は多くの人の心に響いた
ことと思います。
このような競技を始める若者たちは
増えることと思います。
ゴルフはどうでしょうか?
総務省の全国消費実態調査で30歳未満
で、年収300万~350万の人の
プレー料金を含めたスポーツ費は平均
「887円」だそうです。
携帯など「情報通信関係費」の10分の1
しかスポーツには使われていないのです。
ゴルフ界は、現在ゴルフ人口がどんどん
少なくなってきていて、新規ゴルファー
創出という大きな課題を抱えているのです。
今回のリオ五輪がそのきっかけとなるはず
でしたが、アピールが足らなかったように
思います。
それでも「ゴルフを始めたい」という人は
各種調査でもたくさんいるといいます。
でもゴルフにまでお金をかけられない
という20代、30代が多いのだと
思います。
ゴルフ業界も費用のハードルを下げて
「ゴルフを初めてもらおう」という
様々な企画を打ち出していて、例えば
60歳以上のシニアプロの大会の会場
で行われた「初心者ゴルフレッスン会」
には2日間で450人以上の参加者が
あったそうです。
20代、30代の人へのアンケートの
結果「価格を含めてゴルフは敷居が高い」
という人が多く、「100%最初はゴルフ
をする人に連れられて行って始めた」という
人だそうです。
初めてゴルフを体験して、その後ゴルフを
続けていくかどうかということは、料金の
問題だけではないような気がします。
ゴルフというスポーツが、どんなに
素晴らしいスポーツかを理解できなければ、
続けてやらないと思うし、ゴルフにハマる
人たちを、ゴルフに魅力を感じる人たちを
、これからどれだけ多く創出できるかが、
ゴルフ業界のカギと思います。
他のスポーツは、ある程度年齢がくれば
できなくなりますが、ゴルフは80歳に
なっても出来るスポーツです。
「老いは足から」とよく言いますが、
ゴルフは歩くスポーツです。
以前私が、電動カートに乗らずプレイした
時の「ドア・ツー・ドア」での万歩計の
表示は2万歩以上になっていました。
それを若い20代、30代の人たちに
言ったところで、ピンとはこないかも
しれませんが・・・
東京五輪が開催されるまで4年です。
それまでに少しでも多くの若者たちが
ゴルフは楽しいと思い、初めてくれれば
いいなぁと思います。
読んで頂きありがとうございます。
失礼いたします。 篠原香代