「テニス」イタリア国際で錦織圭がベスト４進出で再び宿敵ジョコビッチと！

こんばんは～　　篠原です。

「イタリア国際」は４大大会に次ぐ

格付けとなっていて、トップ選手が

揃って出場する「マスターズ大会」の

１つです。

前週のマドリード・オープンに続いて、

準決勝の対戦相手は、世界１位に君臨

する「ノバク・ジョコビッチ」です。

「どれだけリカバリーできるかがカギ。

体調が戻れば可能性のある試合は出来る

と思う」と意欲を見せた錦織ですが、

今回で１１度目になる王者ジョコビッチに

勝利を目指して頑張って欲しいと思い

ます。

錦織圭がジョコビッチを倒したのは、

２０１４年の全米オープンでした。

それ以来ずっと負けています。

ジョコビッチに錦織圭が付け入る隙が

あるのは？

ジョコビッチの強さは鉄壁のディフェンス

です。相手にリスクの高いプレーを押し

付けて、相手が攻めに転じた瞬間にできる

隙を正確なショットで突いて一瞬で形勢を

逆転してしまいます。

勝負所の大事なポイントでは、その

レベルが一段と上がります。

対戦相手は決めたと思ったショットを

拾われて返されているうち、より厳しい

ところを狙わなければポイントできない

という焦りから、ジョコビッチの仕掛けた

罠にはまっていく形になります。

錦織がジョコビッチに勝つには、正確な

ストロークをいつものように左右の

ライン際に散らして、ジョコビッチの

守備力を上回るスピードとタイミングで

圧倒するか、ロングラリーを選択して

相手のミスを誘うかの２通りです。

どちらにしても、とても難しいことで、

「完璧なプレーが必要」ということに

なります。

「ジョコビッチ対策はない」と言われる

のもそれが最大の理由になるのですが、

錦織のストロークにはフェデラー並の

スピードと精度があります。

ナダルにはない、バックハンドの攻撃力

と展開力があります。

課題と言われ続けているサービスも誰が

相手でもキープには問題ないレベルに

なっています。

錦織がジョコビッチに勝つためには、

互角に打ち合いながら、リスクを取った

場面ではポイントを確実に取っていくこと

と、ジョコビッチをベースライン後方に

釘づけにして走らせ続けた上で、ジョコビッチ

に何本返されても冷静なプレーで自らの

ミスを出来るだけ押さえて、取れるポイント

は全て奪い取るということに尽きると

思います。

ジョコビッチのミスで終わるポイントを多く

できれば、かなり有利な戦いになると

思います。

てな、偉そうなことを解説していますが、

今までの試合で、錦織だって精一杯の

力で戦っているはずです。

私が願っているのは、何としてでも

宿敵ジョコビッチに勝利して欲しい！

ただそれだけなのです。

読んで頂きありがとうございます。

失礼いたします。　　　篠原香代