「脳の萎縮」中年期の運動能力が、年を取っての脳の萎縮に関係するとアメリカの調査でわかったこと!
こんばんは~ 篠原です。
皆さま脳トレやっていますか?
私は毎日、パソコンでやっているのですが、
脳年齢の結果が、自分の年齢より、10歳
くらい若く出ると、嬉しい気分になります。
中年期の運動能力の低さと、年を取っての
脳の萎縮には関係があるという結果が、
米で発表されたというニュースをやって
いました。
脳は年を取ると萎縮して認知機能を低下
させて、認知症につながります。
発表によると、運動によって、脳の萎縮や
認知機能の低下を食い止められる可能性
があるということです。
米ボストン大学の研究チームで認知症や
心疾患のない平均年齢40歳の約1500人
にランニングマシンで運動をしてもらう
テストを実施して20年後に再度テストを
行って、脳の状態を磁気共鳴断層撮影
(MRI)装置で調べました。
その結果、20年後、ランニングマシンの
運動成績が良くなかった人は、脳が委縮
していることがわかったということです。
運動成績が低かった人の内、心疾患の症状が
なく、高血圧の薬を飲んでいない人は、脳の
老化が1年分加速して、心疾患の症状が
あったり薬を飲んだりしている人は2年分
脳の老化が進んでいました。
運動能力は、ランニングマシンで心拍数が
一定の数値に達するまで走れる時間で測定
したそうです。
運動能力と高齢者の認知機能との関連は、
別の研究でも明らかになっていて、
2015年5月には、中年期の運動能力が
高いほど5年後の脳の萎縮も少ないと発表
されています。
脳の健康のためには、中年期の運動が大切
です。
運動すれば、血流が増え、より多くの酸素が
脳に運ばれて、年をとってからの認知力の
低下を防げるというこです。
脳の萎縮
年を取ると皮膚のシワが増えて深くなって
いくように、脳も年を取るにつれて、シワ
が大きくなり萎縮していきます。
一般的に30歳くらいから軽い脳の萎縮が
始まり60~65歳くらいから、肉眼的に
萎縮がわかるようになります。
成人の脳の重さは男性で1300~1400g
ほどで、女性はそれより100~150g
小さいです。
90歳では60歳の脳に比べて約5%~7%
軽くなると言われています。
萎縮する原因
萎縮する主な原因のひとつとして、神経細胞の
減少があります。
毎日約10万個の神経細胞が死んで脱落して
いくと言われています。
とても多く感じるかもしれませんが、脳全体
には140億個もの神経細胞があるので、毎日
10万個死んだとしても、全部無くなるには
400年近くかかかるほどの膨大な数です。
そして、脳は神経細胞が死んでも、残った
神経細胞が新たな回路を作ることができるため
脳の機能は失われにくいということです。
読んで頂きありがとうございます。
失礼いたします。 篠原香代