妊婦は特に注意が必要な「リステリア菌」の危険性!
こんばんは~ 篠原です。
皆さま「リステリア菌」という言葉を
聞いたことはありますか?
最近スターバックスのサンドイッチで
見つかりましたが、過去60日間に於いて
も、サーモン・メロン・2つの銘柄の
チーズなどが、自主回収されました。
このように全くバラバラの場所で見つかる
病原菌をどうやって避ければ良いので
しょうか?
このリステリアという病原菌が引き起こす
食中毒は、妊娠している人にとっては特に
恐ろしいものです。
通じて胎児に菌が感染して、死産や流産、
早産の原因になるといわれています。
しかも妊娠中の人は一般の人に比べて
20倍も感染しやすいそうです。
リステリア菌は自然界に広く存在します。
野菜・食肉・乳製品・魚介類から検出
されています。
そしてリステリア菌が怖いのは、冷蔵庫
でも菌が生きていることです。
それどころか冷蔵庫でも増殖する危険性
があるのです。
ですがリステリア菌は熱で簡単に死滅
します。
食品を調理すれば、どんなしつこい
リステリア菌でも完全に殺菌できます。
リステリア菌に感染した場合、すぐに治療
をしないと、最悪死に至ることもあります。
特に高齢者やがん患者など免疫機能が衰えて
いる人は特に注意が必要です。
また、感染者の内の27%は妊婦が占めます。
感染したときの症状
リステリア症と呼ばれ、発熱(38℃~39度)
頭痛・悪寒・おう吐・倦怠感・筋肉痛・吐き気
・下痢などインフルエンザに似た症状です。
胃腸炎症状はみられません。
発熱や頭痛を生じ、重症になると脊髄膜炎
や敗血症になりこの場合の致死率は
20%~30%と非常に高いのです。
潜伏期間
24時間から91日間と広範囲です。
かかってしまった場合の治療法
抗生物質が有効です。
テトラサイクリン系抗生物質、
アンピシリンが有効です。
リステリア菌の予防法
・生肉など加熱が必要なものは十分加熱する。
・冷蔵庫内に長期間保存しない。
・生の肉にさわったら、良く手洗いする。
・生の肉に使った調理器具はすぐに洗って
できれば熱湯をかける。
今回、私はこのリステリア菌という言葉を
初めて知りました。
米国では、食中毒が原因で死に至るケースの
約43%がリステリア菌ということです。
日本では、集団感染ということはまだ起きて
いないようですが、ノロウイルスより怖い
リステリア菌に皆さまも十分気を付けて
下さいね。
読んで頂きありがとうございます。
失礼いたします。 篠原香代