「生涯健康脳」 瀧靖之教授の本・脳は一生健康でいられる。何歳からでもいつからでもOK!
こんばんは~ 篠原です。
「生涯健康脳」こんな簡単なことで脳は、
一生健康でいられる。
世界最先端の脳画像の第一人者で、16万人もの
脳画像を見てきた脳学者の、
東北大学加齢医学研究所の「滝靖之」教授が
日常の中でできる「生涯健康脳」のつくり方を
わかり易く書いている本が面白いです。
10年程前までは、脳は一度形成されてしまうと、
形態は変化せず、後は衰えていくだけと思われて
いたのですが、そうではなく、脳はいくつになっても
その機能を高めることができます。
記憶をつかさどる「海馬(かいば)」に至っては、
神経細胞そのものが新しく生まれることもわかって
きたとのことです。
脳には機能を回復させる「可塑性(かそせい)」という
働きがあることが明らかになったそうです。
ということは、歳を取ったと諦めずに、脳に刺激を
与えれば、脳は新しく生まれ変わってくれる
ということです。
瀧教授は脳の健康のためには、適度の運動が大切
と言っています。
激しい運動ではなく、歩く程度の軽い運動が脳には
良いと言っています。
なぜ歩く程度の「運動」が脳に良いのか?
それは「歩く」ことがしっかり呼吸をしながら
継続的に酸素を体に取り込む運動、つまり
こそが、脳のためにもっともよいことなのです。
と言っています。
そして、人の見た目の印象と脳の健康度は
一致しているとのことです。
身なりがきちんとした人の脳は、実際には70歳
の人でもMRIで見ると、50~60歳位に見え、
同じ70歳でも身なりがだらしない人の脳は
かなり委縮しているそうです。
認知症のサインのひとつに、「服装がだらしなくなる。
無頓着になる」ということを聞いたことがあります。
歳だからと、身なりを気にしなくなるのは、良くない
ことなのです。
瀧教授は「新しい経験」「知的好奇心」
「ワクワクすること」も最高の脳の栄養と言っています。
だから、歳を取ればとるほど、出掛ける機会、
人と語り合う機会を増やした方が良いと思います。
脳は90歳になっても100歳になっても、発達する
ことができるということがわかってきています。
「幸せに生きる」=「脳を健康に保つ」
「生涯健康脳」
なんてすばらしい言葉なのでしょう。
皆さまも
ちょっとしたことを、心掛けて、
みずみずしい脳を保った生活をして頂きたいと
思います。
余分ですが、明日15日
「町内のウオーキング」に申し込んであります。
お天気があやしいですが、実施されれば、嬉しいな
と思っています。
まさに、「健康脳」を意識して、
里の秋を満喫しながら、色々な人たちとお喋り
しながら楽しんで来ようと思っています。
読んで頂きありがとうございます。
失礼いたします。 篠原香代