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【訃報】黒木奈々さん永眠! 32歳の若すぎる死

こんばんは~      篠原です。

黒木奈々さん32歳

スキルス性胃がんで19日にお亡くなりになりました。

スキルス性胃がんと聞いて、私は逸見政孝さん」

思い出しました。

 

スキルス性胃がんは、普通の胃がんと違い、胃の粘膜面

の変化を起こさず胃壁の中を広く浸潤して、粘膜層の下

に木の根っこのように広がるために、粘膜部分の表面に

異常が出にくいため、初期に発見されず、発見された時

には60%の人が腹膜やリンパ節に転移をしてしまって

いることが多いようです。

 

男性よりも、30~40歳代の女性に多いそうです。

 

以下は今年3月に発売された本に書かれている内容を

抜粋しました。

 

フリーアナウンサーの黒木奈々さんは、2014年4月

に「国際報道2014」(NHKBS1)のメインキャスター

に抜擢されて、4か月目で生放送にやっと慣れてきた

ところでした。

 

フランス留学時代の友人と久しぶりに会って、お店で

お酒を口にした途端に激痛に襲われ、救急車で運ばれ

ました。胃潰瘍による穿孔と診断され1週間の入院を

しました。

 

その後番組に復帰した矢先のことでした。

胃潰瘍の時取った細胞を調べた結果「悪性」という

事がわかりました。

一緒に出演していた有馬キャスターに

「私、ガンだって!」と言った途端に涙が止まらなく

なったそうです。

 

小さい頃からの夢だったニュースキャスター。

やっとそれが叶ったばかりだったので、

「なぜ、私だけ・・??」とあまりの理不尽さにガンを

受け入れることができなかったそうです。

 

お兄さんに「仕事の事なんでどうでもいい。

奈々が生きていてくれさえいればそれでいい。

生きていれば何でもできるんだから」と言われハッと

目が覚めたと・・仕事に執着しすぎて、生き延びなければ

ならないということを忘れていたと。

 

セカンドオピニオンを経て手術することを決断

しました。

最初は腹腔鏡でやるはずだったけれど、広い範囲に

広がっていて、開腹手術に切り替えて、手術は無事に

終り、他に転移もなかったそうです。

 

でもそれで終わりではありませんでした。

ガンを完全に克服するため抗がん剤治療が始まりました。

飲み薬と点滴を併用して、それを3回しました。

 

予想以上の副作用の辛さにへこたれずに頑張りました。

何かを食べるということがこんなにも辛いのかと思い

「美味しい」という感覚が戻って来た時は本当に

嬉しかったと言っています。

 

長いトンネルから抜け出して、

「もう一度番組に戻りたい!

もう一度あの場所に立ちたい!」

その思いが私を支えてくれています。

 

桜の花の咲くころ、皆さんにテレビを通じてお目に

かかりたい。それが私のただ一つの願いです。

 

そんな彼女の願いも叶わずに、天国に旅立って

しまいました。

 

黒木奈々さんのご冥福を

お祈りいたします。

 

読んで頂きありがとうございます。

失礼いたします。        篠原香代