第90回・全国花火競技大会「大曲の花火」1万8000発が晩夏の夜空を彩る!
こんばんは~ 篠原です。
有名な「大曲の花火」
第90回全国花火競技大会が27日
に開催されました。
明治43年・1910年に始まった、
実に100年以上の歴史がある
「大曲の花火」は
全国選りすぐりの花火師だけが、参加
できる日本最高峰の全国花火競技大会
です。
2016年の大会テーマは
「行雲流水・日々新その先へ」
空を行く雲や流れる水のように、物事に
執着することなく、自然のままに身を
任せるー自然体ながら日々進化し続ける
花火
2016年大会提供花火テーマは
「歓喜」
良い花火とはどういうものか?
花火芸術とは?
そのすべての答えが「大曲の花火」です。
打ち上げられる花火の質、規模は他の
大会では見ることができない内容です。
大曲の花火で絶対に見逃せないのが、
上記の画像のような、「ワイドスターマイン」
です。ワイドスターマインとは、数十メートル
の間隔をとって一列に何か所もセットして、
同時に又は順番に打ち上げられるものです。
映画のようなワイドスクリーン展開で、見せる
演出や、テーマに相応しい花火の種類や演出
をして、音楽に合わせて約5~7分に渡り
壮大な打ち上げを行います。
ど~~ん!と打ち上げて、パ~ッと花開く
一つ一つの大きい花火のイメージではなく
河川敷をステージに見立てて、音と光の
共演という感じです。
「全国花火競技大会」
この花火大会のためだけに作った花火を
全国から集まった花火師たちが、自分の手
で打ち上げます。
花火師が目指している大会のため、他では
観ることが出来ないような、日本最高峰の
花火を観ることができるのです。
ハイライトは、ベートーベンの「第九」に
合わせて、6分間に約2400発が打ち上げ
られテーマの「歓喜」を表現しました。
途切れることなく、打ちあがる花火に会場
の歓声や拍手が一体となって、90回という
節目の大会を祝いました。
今年も東日本大震災の被災者を約200人
招待しての大会でした。
夏の夜空に描かれる音と光の演出。
地道に伝統を受け継ぐ花火師たちの職人技。
全てが感動の一言です。
一生に一度は観ておきたい花火大会ですね。
皆さまもぜひ、一生に一度、観に行ってみて
下さいませ。
今年からは、8月最終土曜日と決まった
そうです。
読んで頂きありがとうございます。
失礼いたします。 篠原香代