【リオ五輪】テニス・錦織圭ががんばった!96年ぶりの快挙!銅メダル獲得!
こんばんは~ 篠原です。
皆さまは錦織とナダルの試合をご覧になった
でしょうか?
過去1勝9敗の対戦相手ナダルに勝利して
見事に銅メダルを獲得しました。
日の丸を背負った錦織は、忍耐と集中力で
見事に強敵ナダルをくだしました。
体力や技術の勝負ではなく、何か神がかり
的な特別な力が宿っていたように思えたの
ですが、皆さまはどう感じましたか?
オリンピックのメダルを獲ったからといって、
特別な賞金があるわけではなく、世界ランク
への加算もありません。
それでも、錦織は日の丸を背負い、自分の
ためではなく、日本のために頑張ったのです。
4強入りを決めた対戦相手がモンフィス
の時も、2時間53分の死闘を制して勝利
しました。
最後にモンフィスが打った球がラインを
超えて、勝利が決まった瞬間、ラケット
を置いて両手で顔を覆いました。
そのしぐさが、錦織の気持をすべて表して
いるようでした。
ファイナルセットもずっと劣勢でした。
3連続のマッチポイントからの大逆転勝利
でした。
モンフィスとの勝負に精神力で勝利を
つかみ取って、ロンドン五輪での8強を
超えて、準決勝はA・マリーとの対決に
なりました。
そして、大会9日目の13日、苦手として
いる第2シードのアンディ・マリーとの
対戦でした。
この試合は、試合後錦織が「ミスが多すぎた」
と言っているとおり、私が見ていても、錦織
の強さや精神力などは全く出せないで終わって
しまったように思います。
セットカウント0-2でストレート負けを
してしまいました。
この準決勝で負けたことで、錦織は翌日
銅メダルをかけて、ラファエル・ナダルと
の対戦が決まりした。
そして今日を迎えたのです。
世界ランキング5位のナダルに、錦織は
どのように、対戦して勝利したかと言えば
一口に今日の錦織はミスが少なかったと
いえるかもしれません。
ドロップショットを使ったり、エアーケイで
すばらしいショットをして、観ていて安心
できました。
最後は錦織のサーブにナダルの返球が外れた
瞬間、錦織は2度も3度も右手を挙げて
ガッツポーズしました。
2時間49分の激闘の末、96年振りに、日本
にもたらしたメダルです。
北京五輪の金メダルを獲得して、生涯グランド
スラム達成者のナダルは
「たとえ100%の力が出せたとしても、錦織
との対戦で勝つのは、すごく難しい」と
言わしめたのです。
雨の順延の影響もあって、4日間連続の試合
でした。
世界ツアーでは体験のない過酷な戦いでした。
限界に近い体で「何回も気持ちが折れそう
になった」といいます。
「確実にレベルアップを感じるほどの大きな
収穫」と言い、3度目の五輪での初メダル
に、これで満足することなく、4年後の
日本での開催のときには、「もっと強い
気持ちで、強くなってまた臨みたい」と。
そして、その時は世界の頂点に立てる
ように、一番輝いているメダルを獲れる
ようにがんばって欲しいと思います。
読んで頂きありがとうございます。
失礼いたします。 篠原香代