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【リオ五輪】柔道・日本選手躍進の陰に井上康生監督の存在あり!全階級メダル獲得に涙!!

こんばんは~  篠原です。

皆さまは、今日の井上康生監督の男泣きの

インタビューをご覧になりましたか?

 

井上康生

1978年生まれ38歳

2000年のシドニー五輪で100kg級

金メダルを獲得

2001年全日本選手権篠原信一を破り

初優勝してその後大会3連覇をしています。

2004年アテネ五輪では2連覇の夢は

届きませんでした。

2008年北京五輪の代表権を失い、

柔道指導者の道を選び現役を引退しました。

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8月12日、柔道の最終日、100kg超級で

原沢久喜が銀メダルを獲得しました。

男子は金メダル×2・銀メダル×1・銅メダル×4

と1964年の東京五輪以来、52年振りとなる

全階級でのメダル獲得を達成しました。

 

柔道男子日本代表監督の井上康生監督は、涙を

止めることができず、次のように話しました。

 

「終わったな、と。自分自身をコントロール

できなくなっているところが、正直あります。

今日においては、素晴らしい選手たちと、

素晴らしいスタッフと、最高の環境で精一杯

戦えたことの幸せの涙というか、またたくさんの

人たちから応援していただいて、柔道を支えて

くれた方たちへの感謝の涙なのかなと思います」

 

コーチとして参加したロンドン五輪では

銀メダル2、銅メダル2にとどまり、

「惨敗」「不信」と報じられました。

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その後井上は監督に就任して再建を

託されました。

まず、ただ練習量をこなすやり方を

改めたのです。

 

それは、選手の肉体改造に着手したことです。

パワーで勝る外国人選手に対抗するための

肉体作りをしました。

 

外国人選手と比較したとき、日本人選手は

筋肉量が大きく劣っていると判断して、相手を

自分の方に引き付ける貯めの「広背筋」を強化

するため、懸垂、綱登りなどを2時間の練習

をして、背中の筋肉だけを鍛え抜く練習をして

背中を鍛えていきました。

 

体格のよい外国人選手に勝つためにはどうしたら

よいかを追及して、練習内容を大改革していった

そうです。

 

柔道の基本をしっかり選手たちに教えて、

「一本を貫いた柔道」をしっかり叩き込んで、

練習していきました。

練習方法を変える「かけ」にでたことにより、

選手たちにも変化がでてきたのです。

 

2004年のアテネ五輪で、敗れたときの

自分自身の体験があるから、オリンピックの

メダルの大きさを選手たちに伝えることが

出来たと思います。

 

4年間、技・メンタル・肉体改造など

様々な大改造の結果が実を結んだという

ことになるのだと思います。

 

日本選手の躍進の陰に井上監督の存在があった

からこそと痛切に感じます。

 

私は、メダルを獲れたからという嬉しさの涙

より、4年間、監督として、選手を信じ、自分

を信じ改革してきたことへの涙の方が強かった

のではないかと思いました。

 

今回のリオ五輪では、柔道のドラマを感じました。

読んで頂きありがとうございます。

失礼いたします。   篠原香代