kayoとdackyの日々の出来事と旬な話題

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リオデジャネイロ五輪・日本選手向けに「防犯対策」JOCが配布 !

こんばんは~  篠原です。

第31回オリンピック競技大会まで

約半月となりました。

ブラジル・リオデジャネイロ

2016年8月5日~8月21日の

17日間で、28競技306種目が

実施されます。

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リオの犯罪発生状況

2015年1年間に

リオデジャネイロでは

殺人事件・1205件。

強盗事件・8万1740件起きて

います。

 

人口10万人当たりの発生件数は、

殺人が日本の25倍

強盗は660倍です。

 

リオデジャネイロは麻薬犯罪組織の

抗争などが頻発する「凶悪都市」と

いわれています。

 

日本オリンピック委員会が選手団に

配布した対策マニュアルとは

 

1・防犯の基本的心構え

①自分の身は自分で守る

②犯罪の傾向に関する情報を収集

して危険を回避する

③被害者にならないための対策をする

(犯罪者は標的を選ぶ)

④被害を最小限に抑えるための対策を

する

 

2・基本的な防犯対策

①危険な場所(ファべーラ=貧民街・

人気のない場所など)に行かない

②危険な行動(早朝・深夜の外出、

単独行動など)をしない

③不慣れな場所に不用意に行かない

④常に警戒心を持ち、その警戒心を

態度に示す

⑤華美な服装や装飾品の着用は控える

スマートフォン、カメラを公共の

場で不用意に使用しない

⑦事故や災害に巻き込まれた場合や

襲われた場合を想定し対処を考えておく

⑧現金・カードを分散して管理する

⑨行動のバターン化を避ける

 

3・強盗に遭遇したときの対応

①慌てず騒がず冷静に対処する

②相手の顔を直視しない(顔を覚え

られたと受け取られる)

③急な動作をしない

④相手に無断でポケット、懐、バッグ

に手を入れない

⑤抵抗せず、要求された金品は素直

に渡す

⑥他人が襲われているのを見ても、

むやみに助けに行かない

 

 

現地では警察を含めた警備関係者や

大会関係者も全く信用できないと

いいます。

 

原油価格の暴落で、国内経済が悪化

しているし、政治も汚職スキャンダルで、

ルセフ大統領の職務停止など、混乱が

続いています。

 

さらに公務員の給料支払いが遅延して、

警察官の土気も大幅に低下しています。

関係各機関がまともに機能していないため、

トラブルを避けることを最優先に

考えなくてはならないことなのです。

 

選手たちも、外出するときは基本的に

団体行動をして、IDカードも外さなく

てはいけないし、「JAPAN」と書かれた

ものを身に着けるのもダメだし、街中での

買い物もしてはいけないのです。

 

選手たちにとっては、非常に面白くない五輪

になってしまいます。

 

選手村で軟禁生活を強いられる、アスリート

たちも、リラックスなどは期待できません。

有力なメダル候補選手たちも緊張感の中で

調整に臨まなければなりません。

本番でのコンディションにもおそらく支障が

でることは、避けられないところです。

 

7月31日には橋本聖子団長率いる、

日本選手団「凶悪都市」リオデジャネイロ

に乗り込みます。

日本選手、関係者が被害に遭わないことを

祈るばかりです。

 

読んで頂きありがとうございます。

失礼いたします。   篠原香代