「熱中症」死亡者の9割が屋内で!!
こんばんは~ 篠原です。
関東地方では、昨日と今日は気温が
下がって過ごしやすい日が続きましたが、
皆さまの地域はいかがですか ?
気象庁によると、この夏は2010年以来
のラニーニャ現象によって、猛暑になる
との予報が出ています。
2010年は、北日本、東日本で記録的な
猛暑となり、東京23区内だけで、熱中症
の死亡者は210人で過去最多となって
います。
ちなみに全国では1731人が亡く
なられています。
気温が急上昇する梅雨明けの後は脱水症
が元になって熱中症をおこす人が増え
るのです。
湿度が高く、汗をかいても体温が下がらず
脱水症になり、異常な体温上昇から熱中症
に進みます。
この5年間に熱中症で死亡した人の9割
が屋内で発見されています。
「屋内は大丈夫」と誤解している人が多い
ようです。
これから夏本番になります。
熱中症にかからないように自分自身で
気を付けて猛暑を乗り切りましょうね。
熱中症の症状
①めまいや顔のほてり
めまいや立ちくらみ顔のほてりなどの
症状が出たら、熱中症のサインです。
②筋肉痛や筋肉のけいれん
「こむら返り」と呼ばれる、手足の筋肉
がつるなどの症状がでる場合があります。
③体のだるさや吐き気
体がぐったりして、力が入らない。吐き気
やおう吐、頭痛などが伴う場合もあります。
④汗のかき方がおかしい
拭いても拭いても汗が止まらない。または
全く汗が出ないなど汗のかき方に異常が
ある場合は熱中症にかかっている危険性
があります。
⑤体温が高い。皮膚の異常
体温が高く、皮膚を触るととても熱い、
皮膚が赤く乾いているなどもサインです。
⑥呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない
声をかけても反応しなかったり、おかしな
返答をする。体がガクガクとひきつけを起こし
まっすぐ歩けないなどの異常があるときは
重度の熱中症にかかっています。
⑦水分補給ができない
呼びかけに反応しなく、自分で上手に
水分補給ができない場合は、大変危険な
状態です。無理に水分を飲ませるのは
止めて、すぐ病院に。
もう皆さまも十分ご存じと思いますが、
のどが渇いていなくても、こまめに水分
補給をして、適度な塩分も取りましょう。
最高気温が34℃以上の日が連続して
あった時期に、死亡者が増える傾向が
あります。
環境によっては誰でも熱中症になる危険性
があります。
10代はスポーツをしているときに、
20~50代は仕事中に、
60代以上は日常生活の中で熱中症にかかる
危険があります。
年を取ると、認知能力や運動能力とともに、
感覚も鈍くなります。
やはり熱中症で亡くなるのは、圧倒的に
高齢者が多いので、しかも家の中にいて
熱中症にかかり死亡する人が9割という
ことですから、家の中にいても、十分に
水分と塩分の補給をして気を付けましょう。
読んで頂きありがとうございます。
失礼いたします。 篠原香代