kayoとdackyの日々の出来事と旬な話題

日々の出来事や愛犬dacky君のこと、旬の話題を書いていきます。

「ウインブルドン」英国の無名選手ウィルスの夢物語!

こんばんは~   篠原です。

ウインブルドン選手権が始まっています。

 

皆さまは、マーカス・ウィルス選手を

ご存じでしょうか。

多分知っているという人は少ないと

思います。

 

世界772位の選手です。

年齢は25歳です。

恋人に励まされて、ウインブルドンの出場

が決まりました。といっても、そんなに簡単

に出場できるわけではありません。

 

ウィルスはブリティッシュ・ローン協会の

特別イベントで3試合を勝って、

ウィンブルドン予選へのワイルドカード

(主催者推薦枠)を手に入れました。

そして、予選3試合に勝ち本戦出場権

を手にいれたのです。

 

まさに英国版「シンデレラボーイ」

なのです。

普段はテニスクラブで子ども達を指導する

コーチをしています。

奇跡の初出場を果たして、1回戦を突破

しました。

 

各上の54位の選手リカルダス・ベランキス

と対戦して6-3・6-3・6-4で見事に

勝利しました。

 

2回戦で芝の聖地センターコートで、

4大大会を17回優勝している

ロジャー・フェデラーに挑みました。

f:id:kayo0130:20160702023035p:plain

 

大会前までの今季の賞金総額は、

シングルス、ダブルス合わせて356ドル

(約3万7000円)でした。

ジュニア時代には将来を期待される選手

でしたが、度重なるケガで伸び悩み、

体重も増え「人生の負け組」でした。

先の見えないプロ競技生活を諦めかけて

いたところでした。

 

「テニスという長い歴史でも最高の物語

の一つ」とフェデラーも称賛しました。

そして英メディアは「シンデレラボーイ」

と大きく取り上げました。

 

残念ながら、さすがのフェデラーとの対戦で

0-6・3-6・4-6と負けてしまい

ましたが、ポイントを重ねるごとに観客から

の大声援を集めました。

ウィルスは「少年時代からの夢が叶った。

信じられないことだ」と胸を高鳴らせたの

でした。

 

日本の期待の星錦織圭は、

ジュリアン・ベネトー(フランス)と

センターコートで2回戦を戦い、

4-6・6-4・6-4・6-2で

3回戦にコマを進めました。

センターコートでの戦いは2010年

ナダルと対戦して以来2度目で

センターコートで勝利を挙げたのは

初めてです。

 

なんといっても、一年間に2週間しか

使わない聖地です。

 

3回戦は、A・グズネツォフとの対戦に

なります。

今回が3度目の対戦で、過去は1勝1敗

の成績になっています。

f:id:kayo0130:20160702033025p:plain

ウインブルドンでは、試合や練習の際、

白いウェアが義務づけられています。

錦織の服装もバンダナ・シャツ・パンツ

靴下・靴まで白で、またそれが、とても

新鮮です。

 

読んで頂きありがとうございます。

失礼いたします。   篠原香代