「ウインブルドン」英国の無名選手ウィルスの夢物語!
こんばんは~ 篠原です。
ウインブルドン選手権が始まっています。
皆さまは、マーカス・ウィルス選手を
ご存じでしょうか。
多分知っているという人は少ないと
思います。
世界772位の選手です。
年齢は25歳です。
恋人に励まされて、ウインブルドンの出場
が決まりました。といっても、そんなに簡単
に出場できるわけではありません。
ウィルスはブリティッシュ・ローン協会の
特別イベントで3試合を勝って、
(主催者推薦枠)を手に入れました。
そして、予選3試合に勝ち本戦出場権
を手にいれたのです。
まさに英国版「シンデレラボーイ」
なのです。
普段はテニスクラブで子ども達を指導する
コーチをしています。
奇跡の初出場を果たして、1回戦を突破
しました。
各上の54位の選手リカルダス・ベランキス
と対戦して6-3・6-3・6-4で見事に
勝利しました。
2回戦で芝の聖地センターコートで、
4大大会を17回優勝している
ロジャー・フェデラーに挑みました。
大会前までの今季の賞金総額は、
シングルス、ダブルス合わせて356ドル
(約3万7000円)でした。
ジュニア時代には将来を期待される選手
でしたが、度重なるケガで伸び悩み、
体重も増え「人生の負け組」でした。
先の見えないプロ競技生活を諦めかけて
いたところでした。
「テニスという長い歴史でも最高の物語
の一つ」とフェデラーも称賛しました。
そして英メディアは「シンデレラボーイ」
と大きく取り上げました。
残念ながら、さすがのフェデラーとの対戦で
0-6・3-6・4-6と負けてしまい
ましたが、ポイントを重ねるごとに観客から
の大声援を集めました。
ウィルスは「少年時代からの夢が叶った。
信じられないことだ」と胸を高鳴らせたの
でした。
日本の期待の星「錦織圭」は、
ジュリアン・ベネトー(フランス)と
センターコートで2回戦を戦い、
4-6・6-4・6-4・6-2で
3回戦にコマを進めました。
センターコートでの戦いは2010年
にナダルと対戦して以来2度目で
センターコートで勝利を挙げたのは
初めてです。
なんといっても、一年間に2週間しか
使わない聖地です。
3回戦は、A・グズネツォフとの対戦に
なります。
今回が3度目の対戦で、過去は1勝1敗
の成績になっています。
ウインブルドンでは、試合や練習の際、
白いウェアが義務づけられています。
錦織の服装もバンダナ・シャツ・パンツ
靴下・靴まで白で、またそれが、とても
新鮮です。
読んで頂きありがとうございます。
失礼いたします。 篠原香代