kayoとdackyの日々の出来事と旬な話題

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「大橋巨泉」が集中治療室で書いた最後のコラム!

こんばんは~  篠原です。

先日テレビなどで報道されていましたが、

今、あの毒舌でならしたマルチタレントの

大橋巨泉さんが、集中治療室に入っています。

 

そして、週刊現代のコラム「今週の遺言」

題したコラムを7月9日で最終回にすると

いうことです。

 

1994年から続いていたコラムですが、

ガン治療のため、4月8日号で休載に

なっていて、復活した今回は無念の

終了告知となりました。

 

内容は

「いつまで生きられるかわからない。

休載のお詫びとこれまでのお礼、そして

僕の病状を記します。僕は今ベッドの上で

女房の寿々子と弟の哲也と3人で、この

原稿を作っている。」という書き出しで、

 

「3月20日を過ぎる頃から体力の落ち

込みが激しく、原稿を書く気力が失せて、

休載を余儀なくされた」「弟の車で家を

出たのだが、突然僕の意識は飛んだ」

「途中の病院に緊急入院の形で担ぎ込まれた

という。たった5日で意識も薄れ、歩行も

ままならぬ体になったのだから恐ろしいことだ」

「たまに車いすで外に出れば高熱を出す始末」

 

「入院時の体重は45k前後。

『ゴルフもできない。ワインも飲めない、

原稿も書けない』のなら生きていても意味が

ない。と言ったら弟に『今の日本の法律では

安楽死は認められていない』と言われた。

嗚呼!」

 

ラストの部分に記された内容

「今も恐ろしいことや情けないこと、

恥知らずなことが連日報道されている。

書きたいことや言いたいことは山ほど

あるのだが、許してください。しかし

このままでは死んでも死にきれないので

最後の遺言として一つだけは書いておき

たい。

 

安倍晋三の野望は恐ろしいものです。

選挙民をナメている安倍晋三に一泡

吹かせてください。7月の参院選挙、

野党に投票してください。

最後のお願いです。」

 

参院選の真最中に迎えた最終回のコラム

です。

安倍の恐ろしい野望というのは、自公と

おおさか維新が心を合わせて3分の2の

議席を獲得して、憲法改正の発議をする

ことです。そして憲法9条を改正して、

日本を戦争のできる国につくり変えること

を意味しているのだと思います。

直近の新聞各社の情勢調査では

改憲勢力3分の2」が現実に

なろうとしています。

 

大橋巨泉さんは病床で焦りを感じながら、

有権者が賢明な判断をすることを、

祈るような思いでいるに違いありません。

 

大橋巨泉さんは、安倍政権の危険性を

コラムで何度も指摘しています。

 

例えば1年前の15年6月のコラムには

「安倍首相を始めとする現レジームに

とって戦前のように『自由に戦争の

できる国』は理想的なのだろうが、

我々昭和ヒトケタにとっては

平和憲法に守られたこの70年こそが

理想の天国』なのである」

と書いています。

 

安倍首相から発せられる戦争の臭い。

戦争経験のある戦前の世代の人たちは

そういうことが敏感に感じ取れるのでは

ないでしょうか。

 

以前、瀬戸内寂聴さんが

「私たち庶民はまさか戦争が始まるとは

思ってもいなかった。国民の知らない間

に政府がどんどん戦争に持っていく。

そういうことが、ありうるんです。」

と話していました。

 

怖い話ですよね。

皆さまはどう思われますか?

 

読んで頂きありがとうございます。

失礼いたします。   篠原香代