自動車業界各社「人工知能(AI)」の開発を本格化!「性格」が車選びのカギに!?
こんばんは~ 篠原です。
皆さまは「自動運転」という言葉を聞いた
ことがあるかと思います。
自動車メーカーが「人工知能」の研究に
力を入れるのは「自動運転」の実現のため
なのです。
人工知能は自動運転を実現させるための
必要なピースの「最後のひとつ」だから
なのです。
自動運転には
●ハンドルを自動で動かす
●ブレーキを自動で作動させる
●停車中のパーキングブレーキの電動化
上記はすでに実用化されています。
「周囲を監視する」という見る技術も
必要です。
監視の目になるのは、各種のセンサーに
なります。
車のすぐ近くから
「超音波ソナー」
「赤外線レーダー」
そして遠い距離は「ミリ波レーダー」
で、物体が車なのか人なのかを識別する
カメラも必要です。
このような技術もすでに実用化されてい
ます。
ですが、「見る」ための技術でもうひとつ
実用化が待たれるものがあります。
それは車のすぐ近く、周囲360度に
わたって存在する物体を、詳しく識別
するための技術です。
「レーザースキャナー」といい、メーカー
によっては「ライダー」と呼ばれている
ものです。
数年前、自動運転の試験車両が屋根の上
に丸い物を設置していたのを、皆さまも
見たことがあると思います。
その丸い物が「レーザースキャナー」です。
量産車の屋根にそのような大きなものを
置くわけにはいかないので、なんとか
見栄えに影響のないように小さくして
しかも安くしようということで、
自動車業界では開発競争が進んでいます。
「地図」もなくてはならない技術です。
自動運転では、道の幅や形、合流などの
詳細な地図が必要です。
従来のカーナビ用のものでは役に立ちま
せん。
そして最後に必要な技術が
「人工知能(AI)による判断」です。
「考える」技術です。
「動かす」「見る」という技術は、
ほとんど実用化されています。
「地図」の技術も道筋は見えています。
最後の「考える」技術はまだまだ完成に
遠く、各自動車メーカーは、人工知能の
開発を競争して開発しています。
自動運転車が実用化されたとき、自動車
メーカーは「人工知能」で勝負すること
となります。
「考える」技術の勝負は、人工知能による
「運転の乗心地」です。
「A社の自動運転はギクシャクして
下手くそだ」
「B社は移動時間が短いけど、ちょっと
ハラハラするなぁ」
「C社は安全運転だね」
などと、将来は人工知能の運転の上手さ
で車を選ぶ時代がくるのではないで
しょうか。
移動時間の短い車を優先させる人
ゆっくりでも安全運転を優先させる人
それぞれの人の性格で車選びをする
ようになるのだと思います。
本格的に「自動運転車」が発売される
ようになるのは、いつ頃になるのか?
その場合の車の値段は、庶民が買える
ことができる値段なのか?
この先高齢化の進む日本においては、
認知症の人の運転の事故を防ぐ意味でも、
実用化が早く実現することを希望したい
ですね。
読んで頂きありがとうございます。
失礼いたします。 篠原香代