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「石巻3人殺傷事件」裁判員裁判になった少年事件で初めて死刑確定!

こんばんは~  篠原です。

6年前の2010年2月に宮城県石巻市

発生した、当時18歳7カ月の少年が

3人を殺傷した事件を皆さま覚えて

いらっしゃいますか?

 

本日、最高裁で死刑判決が確定

しました。

元少年は千葉祐太郎被告で24歳になって

います。

 

事件の詳細

2010年2月10日の午前6時40分頃

石巻市の少年Aが、無職の少年Bと共犯で、

石巻市内の元交際相手の少女の実家に

押し入り、2階で寝ていた少女の姉と少女

の友人の女子高生を刃渡り約18cmの

牛刀で複数回刺して殺害しました。

 

さらにその場にいた当時20歳の男性の

右胸を刺して重傷を負わせました。

その後少女の左脚を刺して無理やり車に

乗せて連れ去りました。

 

その後車を変えて逃走していましたが、

同日午後1時過ぎ、少年2人は殺人と

殺人未遂容疑で逮捕されました。

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少女は軽傷のまま無事に保護されました。

少女が無事だったことだけでも良かった

と思います。

 

殺人を犯した後も反省どころか隠蔽工作

計り、少年Bは自分が実行犯役となるよう、

千葉より命令されていたと証言したのです。

 

千葉はBに凶器の万引きや刺し方などを指示

して、「皮手袋をすれば指紋が出なく

完全犯罪だ」と言い、刺すように命令した

けれど、Bが直前になって実行することを

拒むと、「俺がやる」と言い犯行に及びました。

その後、凶器にBの指紋を付けさせた上、

Bが犯行したということを完全にするため

Bの衣服を奪い返り血対策をするなど、様々

隠蔽工作をしたのです。

 

そして、千葉と交際相手の少女の間には

「娘」がいました。

少女は千葉による暴力、ダンベルで殴られ

たり首を絞められたり、たばこの火を押し

付けられたりとDVに悩まされ、実家に

戻っていたようです。

 

千葉祐太郎は初めて平成生まれの

死刑囚となりました。

 

今月10日に仙台拘置支所で面会した

新聞記者に思いを語りました。

「二つの気持が交ざり合っていて複雑

です。」

「大切な人を失った遺族の気持ちになれば、

俺も同じ目に遭うべきだという怒りは当然

だと思う。逆にこの6年手を差し伸べて

くれた人たちと積み重ねてきた日々を思う

と再起したいという気持ちもある。」

 

1.2審の判決によると、千葉は複雑な

家庭環境で育ち、母親から暴力を受け

食事も与えられなかったこともあり

「子どものころから、心の内を話せる相手

がいなかった」

 

拘置所では事件の原因を弁護士や支援者

と考えてきたことに「他人がこんな自分の

ために一生懸命になってくれる。俺にとって

は温かい時間だった。」

「傷つけられたから自分が傷つけ返して、

また傷つけ返すというループ(連鎖)から

もう抜け出したい。」

 

「拘置所で迎えた20歳の『成人の日』には

殺害した交際相手の姉が20歳だったことを

考えた。『俺は姉ちゃんの年を越したんだな。

生きていればどんな人生送っていただろう』

自分が奪った命の重みを初めて実感した」

そうです。

 

命日には遺族に謝罪の手紙を出し続けている

が受け取ってもらったことがないことに

「当然だと思う」

「どんな判決でも被害者と遺族のことを考えて

いくつもりだ」

と語っています。

 

死刑という判決

私の気持としては、なんとも言えません。

皆さまはどう思われますか?

 

読んで頂きありがとうございます。

失礼いたします。   篠原香代