小林麻央の乳がんは『トリプルネガティブ』!?
こんばんは~ 篠原です。
昨日の市川海老蔵の衝撃的な会見
から一日経ちました。
本日ブログに「今回のことで多くの方
が検査をして、場合によっては救われる
方もでてくる。そのような捉え方ならば
昨日の会見は良かった」と書いたといい
ますが、その通りで本日はどこの病院でも
乳がん検診を受ける人が通常の3倍ほど
いたそうですね。
昨日の海老蔵さんの会見で、
専門医が「トリプルネガティブ」
ではないかと言っています。
トリプルネガティブとは乳がんの種類
だそうです。
「単刀直入にいうと乳がんです。1年
8カ月ほど前に人間ドックでわかり
ました。現在は抗がん剤治療をやって
おります」
報道陣から、がんの進行状態を問われ
ると「『深刻である』ということで
ひとつご理解頂きたい」と答えましたが
その言葉の意味するものはあまりにも
重たいと思います。
1年8カ月という月日は治療の基本の
手術にむけて、抗がん剤治療をする期間
としては、あまりに長すぎるからです。
トリプルネガティブとは
「HER2(ハーツ―)」に対する
受容体がない乳がんのことを指します。
受容体というのは、刺激を感知する物質
です。
に関係している女性ホルモンのことで、
この受容体がないとホルモン療法の効果
がありません。
トリプルネガティブは細胞分裂が早いため
進行しやすい特徴があります。
若い女性に多く、女性ホルモンとHER2
に受容体がないということ以外は原因が
判明していません。
そのため治療が難しくなっているのです。
腫瘍が大きかったりがんのある場所が
切除しづらい場合、術前化学療法といい、
患部を小さくしてから手術する方法が
ありますが、一般的には4~6コース
で1コースが1カ月くらいなので、
4カ月から半年です。
効果が見られない場合は、2倍の期間が
かかるので1年くらいになることもあり
ますが、1年半以上経って手術になって
いないということを考えると、抗がん剤の
効果があるかどうかが判明するまでの間に
がんが進行して手術できずにいるか、
抗がん剤の効き目が遅く治療が長引いて
いるという可能性があるとのことです。
海老蔵さんの「人によって薬が効いたり
効かなかったりするので、そこを探りながら
やっていくなかで、手術する方向に向かって
抗がん剤治療をしている」という説明は、
抗がん剤の効果が思うように出なく、患部
が縮小しないため手術に遅れが出ている
可能性が高いのです。
長引く抗がん剤の副作用はとても辛いと
思います。
そして手術後も厳しい闘いが待っています。
可愛い2人の子どもさんのためにも、頑張って
早く元気になって欲しいです。
麻央ちゃん、一日も早く良くなって、あの
愛くるしい笑顔をまた見せて下さい。
読んで頂きありがとうございます。
失礼いたします。 篠原香代