増える「男性の更年期障害」放っておくと命にかかわる!?
こんばんは~ 篠原です。
女性だけじゃなく男性にも更年期障害
があるって、皆さま知っていらっしゃい
ましたか?
かつて仕事や遊びに活動的だった
「バブル世代」も40~50代の中高年
になりました。
最近なんだかイライラする・不安感がつのる
・疲れやすい。という症状のある男性は
男性ホルモンの減少による
「男性更年期障害」かも?
男性の更年期障害は、精巣で作られる
男性ホルモン(テストステロン)の減少が
原因です。
「心・身体・性機能」の3分野に症状が
表れます。
心の分野では、やる気の低下、不安感や
イライラが多くなり、うつや不眠症状に
なります。
身体的には、筋力低下、脂肪がつきやすく
なり、疲れやすくなります。
性機能面ではED(勃起障害)や性欲低下
が起きます。
現在国内の患者数は250万人で
潜在患者数は約600万人といわれて
います。
●加齢だけでなく、ストレスも大きな原因
男性ホルモンであるテストステロンは
精巣で作られますが、加齢と共に減少
します。
加齢以外にストレスでも減少します。
強いストレスを感じると脳から刺激
ホルモンがでて、精巣でのテストステロン
の産生を低下させます。
●不規則な生活・睡眠不足・過度な飲酒・
喫煙もテストステロンを減少させる要因
になります。
現代社会では60歳以上の年代より
40~50歳代の人の方がその分泌量が
少ないというデータも報告されています。
●発症年代は30歳~80歳以上と幅広い
です。
テストステロンは20歳代をピークに
緩やかに減少し続けます。
60歳以上の2割、80歳以上の半数は
20代の平均の半分以下になります。
●男性の場合、女性の更年期障害のように
自然回復はしません。
テストステロン低下が招く危険とは
① 太りやすく糖尿病にもなりやすい。
② メタボや糖尿病の発症リスクを高める。
③ めたぼが進める動脈硬化がEDの一因
になるケースもある。
⑤ 認知症の発症時期を早める。
⑥ 筋肉が減り、骨折もしやすくなる。
ED自覚から3年後に心血管疾患を発症
67%は、発症の平均3年9カ月前に
EDを自覚していたとの調査結果や、
心血管疾患の男性患者は、ほぼ全員が
2~3年前からEDだったという報告
があります。
テストステロン値を高く保つ生活
【睡眠】しっかり睡眠をとることで疲労と
ストレスが解消されテストステロン値が
高くなります。
【食事】タンパク質をしっかり摂ることと
玉ねぎやニンニクなどの抗酸化作用の強い
食品がお勧めです。
【運動】運動で筋肉に刺激を与えること
により、テストステロン値が高くなります。
【友達に会う】友達と会うことで、ストレス
が解消されテストステロン値が高くなります。
【習い事】仕事と全く関係ない習い事は気分
転換になります。ワクワク感が強いほど
テストステロン値が高くなります。
男性更年期障害にならないように、
普段の生活から気を付けて毎日を過ごして
下さいね。
読んで頂きありがとうございます。
失礼いたします。 篠原香代