kayoとdackyの日々の出来事と旬な話題

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災害時の緊急食糧支援に強い山崎製パン!熊本地震で自社工場も被災!

こんばんは~  篠原です。

皆さまも、山崎パンといえば、どこのスーパー

でも、コンビニでも陳列されているので、

知らない人はいないと思います。

 

山崎製パンも、熊本地震で自社工場が被災

しました。

にもかかわらず、そつのない緊急食糧支援を

したことで話題になっています。

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14日夜に熊本で最初に発生した地震から

16日で12日が経過しました。

緊急支援の件で、国は避難所避難者への支援

物資を、被災地の要請を待たずに緊急輸送を

する「プッシュ型支援」を初めて行いました。

 

熊本県と地元自治体との連携が上手く取れ

なかったために、集積地に物資が必要以上に

積み上がったり、配布の「公平さ」ばかりを

重視した結果、必要なものが必要なときに、

避難している人々に行き渡らないなど、

官主導による支援体制の課題が問題になり

ました。

 

このような混乱の中、自社の工場も地震

被害を受けたにもかかわらず、被災者への

緊急食料の支援などで、そつのない対応を

みせた企業が、製パン業国内最大手の

山崎製パンでした。

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熊本工場は熊本市から南に15キロに位置する

宇城市内にあります。

そこで生産された、食パン、菓子パン、和菓子

や洋菓子類を熊本県をはじめ南九州の各県に

向けて出荷しています。

大手スーパーや主要コンビニに毎日納入して

います。

 

熊本工場は2度にわたる大きな地震の揺れで

工場の天井や壁が剥落したけれど生産設備に

被害がなかったため、17日から操業を再開

しました。

 

そして、自治体からの要請に応じて、避難所

などに食パンや菓子パンなどの供給をスタート

しました。

 

山崎製パンが素早い復旧を果たせたのは、

日ごろから取り組んできたハード・ソフト

両面での危機管理への準備が「想定通り」

に生きたことが挙げられます。

 

同社には、どんな困難や試練に遭遇しよう

とも、注文のあった商品をお客様に届ける

ことに全力を挙げるという考えが会社に

根付いています。

また食品企業として「被災地への緊急食糧の

供給は債務」という考えも根付いています。

 

1995年の阪神淡路大震災の時には、

1月末までに100万個の寄付分を含む

270万個の菓子パンを被災地に供給

しました。

 

2011年の東日本大震災のときには、地震

発生から1カ月間に被災地に提供した食料は

パン864万個、おにぎり244万個、菓子類

は46万個に上がりました。

 

「火事場の馬鹿力」を発揮して、非常時の

組織力・結束力はきわめて強い会社です。

 

山崎製パンが再び緊急支援の食料を増産しな

ければならないような、

天変地異

が起こらないように祈るばかりです。

 

読んで頂きありがとうございます。

失礼いたします。   篠原香代