kayoとdackyの日々の出来事と旬な話題

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五輪金メダリストに全メジャー出場権の報奨!

こんばんは~  篠原です。

マスターズトーナメントが終わりました。

松山英樹は7位で2016年の

マスターズが終了しました。

でも頑張りました。10位以内は素晴らしい!

松山英樹君、お疲れさまでした。

 

グリーンジャケットを手にしたのは

英国の28歳、ダニー・ウィレットでした。

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今日発表になったことですが、

今年8月に開催される

リオデジャネイロ五輪のゴルフで

金メダルを獲得した選手への報奨として、

男子選手にはメジャー大会全4試合、

女子選手にはメジャー大会全5試合

の出場権を与えることを発表しました。

男子

「マスターズトーナメント」

全米オープン

全英オープン

「全米プロ」の4試合

女子

「ザ・エビアン選手権」

「ANAインスピレーション」

「KPMG女子PGA選手権」

全米女子オープン

「全英リコー女子オープン」の5試合

に出場できるということです。

 

マスターズ委員会のビリー・ペイン会長

「五輪によって世界中の新たな層にゴルフ

の露出が高まって、それによりゴルフ競技

の参加者が増えるだろう。それはゴルフ界

にとって、大変有益なこと。」

と112年ぶりの五輪競技への復帰に

よる普及効果に期待を寄せました。

 

このメジャー出場特典は、トッププロが

五輪出場に乗る気でないのが背景にあり

ます。

 

R・マキロイは「五輪で戦うことや、

メダル獲得を夢見たことはない。常に

メジャーが重要だ」と話し、松山英樹も、

戸惑いを見せています。

 

業界団体にとって、五輪ゴルフを失敗

させるわけにはいかない事情があるのです。

2015年のデータによると、米ゴルフ

人口は過去10年間で約500万人も

減っています。

だから米国内でのゴルフメーカーの売上

は、減少の一途をたどり、ゴルフ場は

閉鎖に追い込まれるなど、ゴルフ人気の

高い米国でもゴルフ離れに歯止めが

かからない深刻な状況なのです。

 

112年ぶりのゴルフ五輪復活はゴルフ

人気回復のチャンスなのです。

人気プロ不在で五輪ゴルフの失敗は

許されません。

もしも盛り上がらなければ、2020年の

東京五輪を最後にゴルフが再び消えて

しまうことになります。

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マスターズ委員会と他の3団体では

(全米ゴルフ協会・全英ゴルフ協会・全米

プロゴルフ協会)格が違うそうです。

全米ゴルフ協会の会長退任後にようやく

マスターズの委員になれるくらいの超が

つくエリート揃いですから、マスターズ

委員会は、世界ゴルフ界の頂点に立って

いるのです。

 

そのマスターズ委員会が、五輪金メダルに

メジャーの出場資格という付加価値を付け

たということは、リオ五輪に不安を持って

相当焦っているのかもしれません。

 

リオ五輪での競技復活にはマスターズ

委員会が中心になって、世界ゴルフ団体

が積極的に働きかけたこともあります。

メンツにかけても成功させなければ

ならないのです。

 

読んで頂きありがとうございます。

失礼いたします。   篠原香代