米国女子メジャー「宮里藍」は最終日、失速で18位!優勝は18歳「リディア・コ-」
こんばんは~ 篠原です。
カリフォルニア州のミッションヒルズCC
で開催の米国女子メジャー
「ANAインスピレーション」
最終日、4年ぶりの復活優勝をかけて
首位と2打差5位でスタートした
宮里藍ですが、残念な結果に終わりました。
初日、2日目は首位でした。
ワクワク、ドキドキしながら見守っていた
私でしたが、私だけではなく、おそらく
日本中の藍ちゃんファンは同じ気持ちだった
と思います。
通算5アンダーで18位でフィニッシュ
しました。
硬く締まった最終日のクリーンで、連日の
上位争いを続けてきた疲れと、微細な感覚の
ズレが藍ちゃんを苦しめました。
「アメリカで生きていくには、ショートゲーム
を磨くしかない」そうわかっていた藍ちゃん
ですが、生命線のショートゲームで特に
パッティングはここ数年輝きを失っていました。
米ツアーでは、年々パワーヒッターが出てきて、
2日間ともにプレイした、L・トンプソンは
飛ばし屋と言われていて、かなり精神的には
大変だったと思います。通常30ヤード、
あるホールでは75ヤードの差があったホール
もありました。
そんな状況でたんたんと自分のプレイを続けて、
結果を出すという藍ちゃんには、私はリスペクト
を感じます。
リーダーボードの上位に顔を出せば、勝利の
欲が出てくるのは自然の感情です。
「完全復活」を願う声が大きさを増す中、
藍ちゃんは「手応え」という言葉を何度も
繰り返しました。
優勝はリディア・コー
ツアー史上最年少の18歳11カ月で
メジャー2勝目を達成しました。
最終ホールで首位と2打差がありました。
18番ホールは、グリーン手前に池が広がる
ロングホールです。
ティショットをフェアウェイに打って、2オン
を狙うか刻むかの選択を迫られたコーは、
2打差の挽回をするには2オンを狙いたい
ところでした。
ところが、池の手前に刻む選択をした
のです。そして3打目でピン横30㎝に
つけバーディ。
首位のアリヤ・ジュタヌガンは池につかまり
スコアを落として、リディア・コーの逆転優勝
が決まりました。
優勝者の特典として、18番脇のポピー
ポンドに家族やキャディとダイブしました。
それにしても、恐るべし18歳ですね。
優勝=リディア・コー
2位=チョン・インジ
2位=Cハル
4位=Aジュタヌガン
5位=Lトンプソン
・
・
10位タイ=イ・ボミ
18位タイ=宮里藍
26位タイ=野村敏京
36位タイ=大山志保
56位タイ=宮里美香
56位タイ=上原彩子
読んで頂きありがとうございます。
失礼いたします。 篠原香代