kayoとdackyの日々の出来事と旬な話題

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野菜・くだものの価格と寿命の関係。アベノミクスが日本人の寿命を縮めるかも!?

こんばんは~  篠原です。

米国心臓協会会議で発表されたタフツ大学の

研究によると、野菜とくだものの価格を

30%下げると、米国人の心筋梗塞脳卒中

による死亡数を15年で約20万件以上も

減らせる可能性があるということです。

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さらに、野菜・くだもの・穀類の価格を

10%下げて、砂糖入り飲料の価格を10%

上げた場合は、これより大きな効果が得られ、

20年で死亡数を51万5000件減らせると

試算しています。

 

タバコの課税により、米国の喫煙者数に

好ましい影響があった例をあげて、健康

に良い食品が安くなれば、それらの食品の

摂取量が増えることも当然期待できると

述べています。

 

地方・州・国が砂糖入り飲料に税金を課して、

政府が野菜やくだものへの助成金を出せば、

こうした価格変更は容易に達成できるはずと

いうことです。

 

また別の研究では、砂糖入りの炭酸飲料や

甘い乳飲料を1日1杯、水や無糖コーヒー、

無糖紅茶に置き換えると、2型糖尿病発症

リスクが最大25%減るということです。

 

日本でも低所得者ほど野菜不足で不健康

になっています。

 

厚生労働省が2015年12月に発表した

「平成26年国民健康・栄養調査」の中で

「所得と食生活に関する状況」として、

食品群別の摂取量を世帯所得が200万円

未満、200万以上600万未満600万円

以上の3つに分けて分析しています。

 

その調査によると、低所得者層は食品17項目

の内、野菜類や肉類、きのこ、卵類、乳類など

半数以上の項目で、高所得者層より摂取量が

少なく、穀物類だけ多かったということです。

中所得者層でも肉類や野菜類の摂取量は

高所得者層より少なかったそうです。

低所得者層は高所得者層より摂取量が少ない

けれど、肥満の割合は高かったそうです。

 

この結果に対して、厚生労働省は、

「所得の低い人は、栄養バランスの良い食事

を取る余裕がなくなっているのではないか。

食事の内容を見直すなど健康への関心を高めて

欲しい」とコメントをしました。

 

このコメントに対しては、ネットを中心に、

あまりにも無知で無責任な発言と批判の声

が多数あったのですが・・・

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価格が安くなれば、「バランスの良い食事を

取る余裕」も出でくるのですが、今の日本では

アベノミクスの影響によって、野菜・くだもの

の価格は上昇しています。

昨年の平均値上がり率は、くだものは8%、

生野菜は6%もアップしています。

アベノミクスが日本人寿命を縮めるかもしれ

ません。

 

1億総活躍などと絵空事を国民に押し付ける

前に安い野菜とくだものを。。

お願いします!  安倍総理!!

 

読んで頂きありがとうございます。

失礼いたします。   篠原香代