岡山市のペットショップ・販売やめて殺処分される犬の里親探し!日本の殺処分の現状!
こんばんは~ 篠原です。
ペットの販売をやめたペットショップ
があります。
かつて犬や猫を展示していたガラスケージ
があった場所には、保健所などで殺処分を
待っていた犬たちがいて、新しい飼い主を
待っています。
販売をやめたのは岡山市にある
「chou chou(シュシュ)岡山店」
2006年に開店して、もともとは犬や
猫を販売してきましたが、昨年1月に
やめました。
現在は、フードやグッズの販売、トリミング
などのサービスを提供しながら、殺処分される
予定だった犬の譲渡先を探す「里親探し」
をしています。
販売をやめて譲渡先探しに切り替えた
理由とは・・・
「ペットを飼おうと思えばペットショップへ
行くのが当たり前のことで、日本全国で
ペットショップはどこでもあります。
ペットを飼いたいという人がいる一方で
飼い主に捨てられて殺処分を待っている
ペットもいます。その2つを結び付けたい
と思った」とショップの責任者の沢木崇さん
が言っています。
経営が成り立っているのか心配してしまい
ますが・・・
「うちの場合は、生体販売よりも、
フード販売やトリミングなどの比率が
高かったのでやっていけるという見通しは
ありました。またペット販売に対して
批判的な声もあるなかで、経営的な面
からも、いずれは脱却しなければいけない
時がくると思っていた」との事です。
処分の実態
年間犬約10万匹、猫約20万匹
合計約30万匹が処分されています。
1日850匹、約100秒に1匹の
犬や猫が処分されています。
犬猫が保健所に持ち込まれる理由
●引っ越すから
●子供がアレルギーだったから
●リストラにあったから
●トイレを覚えないから
●かわいくないから
●子供が飽きたから
そしてペットショップやブリーダーの
売れ残り
犬猫は保健所に持ち込まれてから一般的
には3日~20日程度で処分されます。
動物を飼う以上、最後まできちんと面倒を
みるのが常識で、命を預かる者としての
責任です。
無責任な理由により、ペットを手放す飼い主
がまだまだ多いのが現状だそうです。
犬猫の処分を減らしていくには
●飼う前にもう一度考える
●避妊去勢手術をする
●迷子札をつける
●里親になる!
ドイツでは、捨てられた犬猫、飼い主
が飼えなくなった動物を絶対に処分しません。
ドイツには処分場は1つもありません。
その代わりに里親探しのための「動物の家」
というシェルターが500を超える数あります。
動物の家に保護され暮らしている動物たちに
「滞在の期限」はありません。
日本でも国をあげて、いろいろな対策をして、
処分される小さな命を救ってほしいと
切に思います。
ですから、シュシュさんのような
ペットショップがどんどん増えてくれれば
と思います。
処分される犬猫の数からしたらほんの
一握りかもしれません。
でも一握りでも犬や猫が救われるのは処分
されるより、ずっと大切なことなのです。
読んで頂きありがとうございます。
失礼いたします。 篠原香代