「ジカ熱爆発的拡大」世界保健機関(WHO)が、緊急事態を宣言!
こんばんは~ 篠原です。
世界保健機構(WHO)が、南米に
おける深刻な先天性異常の急増は
ジカウイルスによるものが強く
疑われるということで、緊急事態
を宣言しました。
ブラジルでは2015年10月以降、
小頭症の新生児が4000人以上
確認されています。
小頭症
とは、
頭蓋骨が早期に癒合してしまうことで
脳の発達が妨げられ、聴力・視力の障害
や知的発達の遅れを伴うこともあり、
頭部と脳が異常に小さい新生児が
生まれることです。
「ジカ熱」は2015年5月に、
ブラジルで感染が確認されてから、
中南米を中心に25か国に感染が
広がっています。
感染者は今後400万人に上がる
恐れがあるということです。
日本の対応
ジカ熱は、これまで日本国内での
感染の報告はありませんが、
男女とタイのサムイ島に滞在した男性の
3人が国内で診断されています。
2013年、2014年の時期です。
厚生労働省は、診断した医師に対して
保健所への届け出を義務付ける感染症法
の「4類感染症」に指定する方針です。
また空港の検疫所で発熱などの症状を
訴える人がいないか確認するなど、水際
での対策を強化することにしています。
でも、これまでの経験だと発病者を
発見後に隔離という水際作戦はほとんど
効果がないということです。
8月には「リオデジャネイロ五輪」が
開催されるため、妊婦はオリンピックの
観戦を控えるよう通達されています。
ジカ熱に感染しても、微熱が2日~7日
続く程度で重症化することはない上
約8割の人は無症状で感染しているかも
わからない内に完治してしまう場合も
多いようです。
そして通常の内科医が診察してもジカ熱
か判断するのが難しいということです。
いまのところ、ワクチン・特効薬がない
ため、とにかく蚊に刺されないよう気を
付けるしかないとのこと。
2年前、デング熱が各地に広がり、
社会問題化され、日本でも約160人が
感染しました。
今回のジカ熱も全く同じ「ヒトスジシマカ」
が感染経路となっています。
これから暑くなれば、蚊に刺されることは
日常茶飯事に起こります。
もし日本にジカウイルスが、侵入して
しまえば、ワクチンも特効薬もなく、
私のような妊娠することのない者は、
心配ありませんが、妊娠している人や
まだはっきり妊娠とわからなく、生理が
遅れているからもしかしたら・・・
という人も気を付けなくてはいけませんね。
長袖や長ズボンで蚊に刺されないように
自己防衛ですね。
読んで頂きありがとうございます。
失礼いたします。 篠原香代