「隠れ介護」の実態１３００万人！５年以内に介護することが必要になるビジネスマンは５０％！
こんばんは～ 篠原です。
皆さまは「隠れ介護」という言葉を
ご存じでしょうか？
今日のテレビでその問題をやっていて、
私は初めて耳にしました。
「隠れ介護」というのは、
「本人や配偶者の親が要介護状態で、
会社にその事実を伝えていない人」
１３００万人がこの隠れ介護状態で
就業者の５人に１人だということです。
介護休業法
介護により、就業を諦めることのないように、
「仕事と生活の調和
（ワーク・ライフ・バランス）」を実現させる
ために、介護休業法があります。
介護休業
介護休業を取ることができるのは、
要介護状態にある対象家族を介護している人で
対象家族一人につき最長９３日まで、取得可能
です。
介護休暇
介護する家族一人につき年５日取得可能です。
家族の介護・看護により、就労が困難となり、
離職や転職を余儀なくされる人が増加して
いることから、できた法です。
親の介護が必要となる年代は企業内では
業務の中心的な立場だったり、重要な役割
を担っているケースが多いので、休業の影響
は大きいのですが、企業は介護休暇を上手に
利用できる環境整備が必要なのです。
このような法律があるにもかかわらず、
全体的な利用率はたった３％という
ことです。
・誰に相談して良いかわからない
・家の問題を会社に持ち込みたくない
・出世に影響する
・同情されたくない
このような理由があるようです。
介護と仕事を両立させるためには
に、まず相談しましょう。
全国に４６００か所あり、相談は無料
です。
私も、義母を引き取ったとき、相談しました。
義母は、脳こうそくで左半身付随でした。
その上、大腿骨骨折でボルトを入れる手術
をして、半年間入院生活をした後、我が家で
引き取りました。
引き取った時の介護状態は「要介護４」
でした。
そして８年間の介護をしました。
デイサーヒースに週３日お世話になりました。
それがなければ、私は介護とストレスで
倒れていたかもしれません。
パートでお勤めもしていました。
それでも、一度も迷惑かけることなく、
介護のためにお休みをもらったことは
一度もありませんでした。
結局最後は、足を骨折して、おむつ替えやら
の介護をするようになって、一日中介護に
追われ、離職しました。
会社は、とても介護休業などは、言い出せる
雰囲気ではありませんでした。
そういう人、たくさんいるのではないで
しょうか？
２０１４年３月に義母は亡くなりました。
最後まで、認知症などは発症しないで
頭はしっかりしていましたので、その点は
介護していても、助かりました。
何をしてあげても、必ず「ありがとう」
の言葉を忘れない義母でした。
読んで頂きありがとうございます。
失礼いたします。 篠原香代
