kayoとdackyの日々の出来事と旬な話題

日々の出来事や愛犬dacky君のこと、旬の話題を書いていきます。

メタボ大国アメリカで、大絶賛の「ヘルシーフード」は日本のこんにゃく!

こんばんは~  篠原です。

皆さま、こんにゃくは好きですか?

私は大好きで、よく、こんにゃく だけを

ダシとお醤油だけで煮た、煮物を作ります。

それが不思議と、孫たちも大好きですぐに

売り切れます。

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6年前、群馬県のこんにゃくメーカーの人が

「こんにゃくという独特の食感と風味をもつ

伝統食材を海外にも広げたい」

と海外に行って、初デビューはドバイの展示会

でした。

 

結果は惨敗でした。

「スライム ?」

「食べられるの ?」

こんにゃくが『食べ物』と理解されませんでした。

こんにゃくを見た外国人は「なんだ、これは!!」

次に言うのは「食べられるのか ?」

 

もっと海外でも認知されていると思っていたので

非常にショックを受けたそうです。

 

世界中でこんにゃくを食べている国民は日本人だけ

だそうです。

海外でもこんにゃくイモは生産されていますが、

それは、増粘剤やペットフードとしてだけ使用

されていて、当時は世界中の誰もが知らなかった

のです。

 

2012年に設置された

群馬県こんにゃく海外戦略研究会」で、中国、

東南アジアからの海外留学生を対象とした、

「嗜好調査」を実施しました。

そこで、中国からの留学生がしょうゆ煮の

玉こんにゃくを食べて吐き出してしまったという

衝撃的な場面に遭遇したのです。

 

とにかく食感が外国の人には絶不評でした。

 

研究会では「嗜好調査」の結果を踏まえて、

海外向け商品を開発しました。

海外で「ウケない」要素をクリアして、嗜好にあった

ものとして、完成したのが「こんにゃく麺やきそば」

「こんにゃく米チャーハン」「タピオカ風こんにゃく

ミルクティ」

これらの商品を携えて2013年に

「香港フードエキスポ」に出展しました。

 

ついに大ウケ  ! 大人気に !!

 

こんにゃくが美味しくて、低カロリーでヘルシーな

食材であるということが、健康に関心の高い人たちに

アピールできたのです。

 

そしてその後、メタボ大国アメリカに殴り込みを

かけました。

「肥満が社会問題となり、健康志向が高くベジタリアン

も多いアメリカはこんにゃく輸出の有力なターゲット

でした」

 

「低カロリー」「グルテンフリー」で

ニューヨーカーが次々虜に!

 

2014年ニューヨークに進出しました。

当初はアメリカ人も他の国と同じリアクションでした。

「こんにゃくはベジタブルなんですよ、

ポテトなんですよ、体にいいんですよ、カロリーが低い

んですよ、食物繊維もたっぷり取れるんですよ」

と説明して回りました。

 

アメリカ人への効果絶大なセールストークになったのが

グルテンフリー」でした。

グルテンとは小麦などに含まれるたんぱく質の一種で、

近年小麦アレルギーが増え、グルテンフリーダイエット

がブームになったりしていて「グルテンフリー」市場が

確率されているアメリカにまさにマッチした食材だった

のです。

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ニューヨーカーたちからの「ヘルシーフード」の支持を

得てこんにゃくメニューは急上昇しました。

とくにこんにゃくヌードル、こんにゃく米チャーハン

は、15ドルと高額にもかかわらず大人気に

なっているのです。

 

先月は「2015ミラノ国際博覧会」で注目を

集めました。

「健康にいい食材」

「美容にいい食材」

として海外のあちこちで「ブレイク寸前」の

こんにゃくです。

 

読んで頂きありがとうございます。

失礼いたします。   篠原香代