新しい夫婦の形! 離婚でも別居でもない卒婚て何?
こんばんは~ 篠原です。
皆さまは「卒婚」という言葉を聞いたことが
ありますか?
最近は熟年離婚に変わって卒婚を選ぶ夫婦が
増えてきているようですね。
卒婚とは
結婚を卒業するという意味です。
離婚との違いは、夫婦の関係を断ち切る
のではなく、結婚という形を持続しながら
それぞれが自由に自分の人生を楽しむという
前向きな選択肢です。
卒婚を実践する芸能人
ものまね四天王として芸能界に君臨してきた
「清水アキラ」は、「卒婚・新しい愛のかたち」
という著書があったり、「加山雄三」は
離婚はしないで、奥様はアメリカ、加山雄三は
日本で別居生活をしています。
離婚しそうな夫婦の別居と卒婚での別居の違い
「別居」というのは離婚寸前というイメージですが、
離婚寸前の別居と卒婚の別居とは、目的が違います。
離婚寸前の別居は相手との関係を断つためですが、
卒婚は相手との関係を保つために別居することです。
卒婚後の生活の変化
●お金がかかる
一番大きな変化として挙げられるのは「お金がかかる」
ということです。芸能人のように、経済的に余裕の
ある人なら問題ないのですが、一般の人には難しい
かもしれませんね。
ですから「卒婚は一般人には難しい」ということを
よく聞きますね。
●自由時間が増減する
別居をすると、これまでの生活スタイルと違った
生活を送ることになります。
女性の場合、食事、掃除、洗濯に費やしていた家事
が、自分一人の量になるので、自由時間が多く
なり、男性はこれまで家事をしなかった分、家事を
する時間分の自由時間が少なくなります。
●介護の不安
一緒に生活していれば、相手が要介護状態に
なったとき、手助けができますが、別居していれば
それができなくなります。
結果子供に負担をかけることになってしまいます。
卒婚する理由
●好きなように生きたいから。
今まで、育児や夫の世話で、大変な思いをしてきた
女性は、子育てが終わると同時に自分の人生を
見つめ直す時間ができます。その結果、夫とは
距離をおいて自由に生きてみたいという願望が
生まれます。
●相手の魅力を再確認するため
子供が自立した後など、二人きりの生活になった
とき、相手のイヤな面ばかりが目についてしまうという
ことがあります。相手のことを嫌いになりたくない
という理由から卒婚を選択するようです。
●親の介護のため
実家が遠く離れている場合、親の介護をするために
今住んでいる家と実家の往復しながら介護することに
なり、負担が大きくなってしまいます。
そういう理由から、仕方なく「卒婚」という形を取る
夫婦もいます。
熟年夫婦が抱える悩みは主に女性側の悩み
が多いですね。
今まで、お金のため、子供のためと我慢してきたもの
が、爆発して熟年離婚に発展するケースが多いよう
です。
そんな時、長年連れ添ってきたパートナーと
「別れたくない」「見捨てられない」という気持ちが
ある夫婦は「離婚」ではなく「卒婚」を選択して、
お互いの良さを再確認しています。
離婚率が高い日本では、「卒婚」という考え方は
とても大事なものになってくると思います。
読んで頂きありがとうございます。
失礼いたします。 篠原香代