「体操世界選手権」 体操ニッポン復活・37年振りの金メダル!
こんばんは~ 篠原です。
体操世界選手権
で日本が37年振りに金メダル
男子団体総合決勝が28日(日本時間29日)
に英国グラスゴーで行われました。
1978年のストラスプール以来37年振りの
優勝を勝ち取りました。
2位は英国、3位中国で、中国の7連覇を阻止
しました。
素晴らしい!!
萱(かや)和磨・早坂尚人の6人で臨み、
計270.818点を挙げて悲願達成!
各種目で演技した3人全員の得点で競うのが
団体決勝です。
経験豊富なベテランでも、失敗が許されない
状況で、練習通りの力
を発揮するのは、とても難しいことです。
世界王者の内村ですら、得意とする鉄棒で落下。
ロンドン五輪や世界選手権で場数を踏んでいる
田中も得意の平行棒と鉄棒で落下して
しまいました。
19歳の白井はゆか、18歳の萱はあん馬。
それぞれが最も得意な種目で、チーム最高得点を
マークして、日本はこの2種目で、6連覇中の
中国に6点の差をつけて大量の貯金を作りました。
最後の鉄棒で落下してしまった内村は
「ミスしてしまったので、勝てなくてもしょうがない
と思った。これが団体で勝ち慣れていないところかな。
団体金をようやく獲ることができたんですが、
内容が伴っていないといけない。結果は嬉しい。
若い力が目立った。勝因はそこかな」と
話しました。
主軸の失敗を若いパワーがカバーしたのです。
なんといっても、優勝のカギはロケットスタート
ができたことだと思います。
最初の種目のゆかで、内村が完璧な演技で
ハイスコアをマークして、早坂も安定した演技をして、
3人目の白井が「後方宙返り4回捻り」の
シライ-グエンを披露して、異次元の演技で
16.325点をマークして、1種目目で
宿敵中国に2.693点差をつけました。
続くあん馬では、初代表の萱がミスのない演技をして、
つり輪でも3人がミスなくまとめました。
跳馬では内村が、打倒中国のために8年かかって
完成させた大技「リ・シャオペン」を成功させて、
白井も自身の名がつく「シライ/キムヒフン」を
完璧に決めて得点を伸ばしました。
平行棒で、田中が落下するミスがでましたが、直後
内村が完璧な演技でカバーしました。
そして最後の鉄棒で先に演技した田中が落下して、
続く内村も落下 !
その後、最後まできちんとフィニッシュもきれいに決めて、
さすがだなぁと思って見ていました。
普通だと、落下というだけで、頭は真っ白、気持だって
立て直せないところですが。
良かった!良かった!
37年振りの
優勝おめでとうございます!
読んで頂きありがとうございます。
失礼いたします。 篠原香代