kayoとdackyの日々の出来事と旬な話題

日々の出来事や愛犬dacky君のこと、旬の話題を書いていきます。

「大橋巨泉」 4度目のガン転移

こんばんは~  篠原です。

タレントの大橋巨泉さんが、今月14日に

5度目のガンの手術をしていたことを皆さま

ご存知でしたか?

 

強い人なのですね。「病は気から」という言葉が

ありますが、度々のガン転移で普通の人ならば

気持で負けてしまいます。精神的に本当に強い人

なのだなぁと心から思います。

ガンを患っている人たちの、心の支えになることは

間違いないです。

しかも81歳。それだけでも普通なら

「もう歳だから」と病気に負けてしまっても、

少しもおかしくない年齢です。

f:id:kayo0130:20151026224028p:plain

 

インタビューで語ったこと

『死』について質問されると

「おれは就活なんて好きじゃない。ガンと

闘い切れば甘んじて死ぬ」ときっぱり言い、

ガンと闘うすべての人に向けて

「まだ死にたくないと思ったら、医者に相談して

その道を探るべきだと思います」

「本当に日本の医学、医術の進歩ぶりは素晴らしく、

皆さんも進んでガンと闘っていただきたいと

思います」

と助言しました。

 

大橋巨泉のガン闘病歴】

 

●2005年6月  胃がん手術を受け、

          胃の約半分を切除

 

●2013年11月  中咽頭がんの腫瘍摘出手術

何の自覚症状もなかったという「中咽頭がん

進行度は、4段階のうち最も進んでいる

「ステージ4」でした。発覚した時、担当医師に

「何なら今後の生活の質もある。治らないなら、

死んでもいいですよ」と死を一度は考え、

それに対し医師から

「完治は絶対します」と言われ治療に臨むことを

決心したといいます。

11月に手術をして、12月から2月にかけて、

抗がん剤治療をしたとき、副作用で口内炎を発症

して、舌の味覚も失われて、ラーメン食べても味を

感じない。チョコレートは甘くなく苦いだけ。

伊達巻は、サバサバしていてティッシュを食べている

感覚。とショックの大きさを明かしていました。

 

●2014年11月  縦隔のリンパ節へのがん転移

         が判明して、30回にわたって

         放射線治療を受ける。

 

●2015年5月  肺に転移し、右肺3分の1

         を切除

手術は国立がん研究センターで行われ、18日に

手術して、術後の経過も良く21日には退院の許可

が出ましたが、大事を取って22日の退院となり

ました。「本当に日本の医学、医術の進歩振りは

素晴らしく、皆さんも進んでガンと闘って

いただきたい」と自分と同じくガンを闘病している

人にエールを送り、「ご声援を感謝します」と

報告しました。

 

2015年10月  縦隔リンパ節へ転移し

         手術で腫瘍を摘出

ガン手術の翌日には収録の仕事をしました。

内視鏡を使った「胸腔鏡手術」は従来の開胸手術

よりもはるかに小さな傷口で手術が可能なのです。

 

現在は、術後の安静の危険性が広く知られるように

なり、特に高齢者の場合は安静にしている期間が

長引くことにより、筋力が低下して寝たきりに

なったり、さまざまなトラブルが生じて生死に

かかわることになります。

 

ですから、現在は手術の翌日にはしっかり歩行し、

食事も行い、出来るだけ普通の生活を始めることで、

早期回復を図るのが、現在のがん治療の流れと

なっているのです。

 

縦隔(じゅうかく)とは

胸部の左右の肺と胸椎、胸骨に囲まれた部分。

心臓、食道、気管、大血管、リンパ節、神経節

など重要な器官が隣接しています。

 

これ以上のがん転移がないことを心からお祈りして

います。

 

読んで頂きありがとうございます。

失礼いたします。    篠原香代