「日光東照宮 」 四百年式年秋季大祭 (10月16日、17日)
こんばんは~ 篠原です。
皆さま「日光東照宮」に参拝されたことは
ありますか?
私は、地元なので、遠くからのお客様を案内して
何度も参拝しています。
何度行っても、有名な陽明門や、彫刻などを見て
まわるだけだったのですが、改めて日光東照宮を
調べてみました。
日光東照宮は元和(げんな)3年、1617年
した神社です。
その中で、最も有名な「日光東照宮」は
3代将軍家光により「寛永の大造替」で
建て替えられたものです。
境内には国宝8棟、重要文化財34棟を
含む55棟の建造物が並びます。
豪華絢爛な美しさは圧巻です。
全国各地から集められた名工によって、
建物には漆や極彩色がほどこされて、柱など
には多くの彫刻が飾られています。
陽明門
日光東照宮の建物には、色々な動物の木彫像が
あります。
これらの動物の殆どは平和を象徴しています。
眠り猫は踏ん張っていることから、家康を護る
ために寝ていると見せかけ、いつでも飛びかかれる
姿勢をしているとも言われていますが、
もうひとつの教えでは、裏で雀が舞っていても
「猫も寝るほどの平和」を表しているとも
言われています。
神厩舎は神の乗り物である神馬の厩舎です。
猿の彫刻を施した8枚の浮彫画面が
あります。猿が馬を守る動物であるという伝承
からで、8枚で猿の一生が描かれています。
皆さまが一番よくご存知の
「見ざる、言わざる、聞かざる」で有名な
三猿は、8枚の内の1枚に過ぎず、猿の幼少期
で「幼少期には悪事を見ない、言わない、
聞かない方がいい」という教えになっています。
①誕生
②幼少期
③思春期
④旅立ち
⑤挫折
⑥恋愛
⑦結婚
⑧妊娠
このように、ただ彫刻が素晴らしいと
いうだけで、見て歩くのではなく、ちょっとした
知識を頭に入れて見るとまた違うかも知れませんね。
16日(金) 流鏑馬神事
17日(土) 百物揃千人武者行列 奉祝大祭
江戸時代から続く伝統の祭典が、
式年大祭秋季行事のクライマックスを飾ります。
読んで頂きありがとうございます。
失礼いたします。 篠原香代