愛犬家にショック! 愛犬とのキスが胃がん発症の原因に!?
こんばんは~ 篠原です。
皆さまは胃がんの原因になるのは「ピロリ菌」
だけと思っていませんか?
実は、ピロリ菌を駆除したからとホッとして
いられないことがわかりました。
「ハイルマニイ」という聞きなれない菌が
胃がんを発症させるというのです。
しかも、犬の唾液から感染しやすいというのです。
口の周りペロペロはワンコの愛情表現です。
胃がんのリスクを高める「ハイルマニイ」とは
ハイルマニイはピロリ菌の亜種で、胃MALTリンパ腫
という胃がんの一種を発症させると考えられています。
日本全国のピロリ菌陰性患者でリンパ腫を患っている
人の6割がハイルマニイに感染していることが判明
しました。
ハイルマニイに感染していると、胃MALTリンパ腫
が発症する確率が7倍も高まるというのです。
除菌することで、治る確率も高いというのですが、
犬を飼っている人には少しやっかいなのです。
その理由は
●犬との、日常的なふれあいで感染しやすい。
●その動物が感染しているかどうか、見た目では
判断できない。
●感染力・毒性が強い
●感染の診断が難しく「PCR法」という特別な
遺伝子検査ができる医療機関でしか確実な診断が
できない。
感染についての正しい知識と予防法を知ることが
大切です。
ハイルマニイの主な感染経路
ハイルマニイの感染について、専門家は
「主に犬や猫を飼っていることが、現在考えられる
唯一の危険因子」と指摘されています。
1・口から
口の周りを舐められたり、口移しで食べ物を
与えるなど、特に粘膜と粘膜が触れるほどの
接触が、感染率を高めるそうです。
犬が飼い主の口をなめるのは愛情表現のひとつです。
飼い主側もつい嬉しくてやらせてしまいがちですが、
この習慣は本気で改める必要がありそうです。
2・食器や食べ物などから間接的に
ハイルマニイは直接キスしなくても、間接的に唾液
によって感染することもあります。
●犬と同じ食器を使わない。
●食器を洗うスポンジも人間用とは分ける。
●犬にかじられたり、なめられたりした食べ物を
口にしない。
その他、菌に感染した人が他の人とキスしたりすると、
その人も感染する、いわゆる人から人への感染の恐れが
あるということも知っておく必要があります。
3・排泄物から
排泄物を処理した手で、食べ物に触ったり、食べたり
することで、口から菌が入る可能性があります。
●排泄物は出来るだけ早く片づける。
●吐いたものやフンを片づける時は、素手ではなく手袋
をする。
●手は水洗いだけではなく、石鹸や除菌ハンドソープで
しっかり洗う。
●粗相の後もしっかり除菌する。
愛犬家の皆さまにはちょっとショックかも知れませんね。
私も、ペロペロは日常茶飯事です。
でも、このハイルマニイという菌の存在を知った以上は
これから、気を付けようと思っています。
読んで頂きありがとうございます。
失礼いたします。 篠原香代