【ノーベル街道】 富山～高山の国道４１号 ５人のノーベル賞受賞者

こんばんは～　　篠原です。

皆さまは「ノーベル街道」をご存知でしたか？

ノーベル物理学賞の受賞が決まった梶田隆章氏

の自宅近くを通る国道４１号の富山市から岐阜県

高山市までの区間約９０キロは、歴代のノーベル賞

日本人受賞者とゆかりが深いことから

「ノーベル街道」

と呼ばれています。

歴代ノーベル賞受賞者

●利根川　進さん　　　医学・生理学賞　１９８７年

●白川　英樹さん　　　化学賞　　　　　２０００年

●田中　耕一さん　　　化学賞　　　　　２００２年

●小柴　昌俊さん　　　物理学賞　　　　２００２年

富山市～高山市間は、古くから富山湾で獲れるブリを

長野県や岐阜県に運ぶ道であったことから、出世魚を

運ぶ「ブリ街道」とも呼ばれて現在も、地域の暮らしを

支える道路となっています。

物理学賞を受賞した小柴昌俊さんは、梶田さんが

ニュートリノに質量があることを実証した観測装置

「スーパーカミオカンデ」(岐阜県飛騨市神岡町)の前身

「カミオカンデ」での実験により、ニュートリノの

検出に世界で始めて成功しました。

梶田隆章さんは１９９７年から神岡に近い旧大沢野町に

自宅を構えていて、自宅と関係施設の両方が街道沿い

にあります。

梶田さんの受賞は「素粒子(そりゅうし)のニュートリノに

質量があることを示した」

ということですが、素粒子とは？

私たちの身の回りにある物を含めて、宇宙に存在する

物をどんどん細かくして、これ以上分けられなくした

最少単位のことで、ニュートリノは素粒子の一つです。

８日の２０時過ぎに発表があると楽しみに待っていた

ノーベル文学賞

今年も村上春樹さんの受賞はありませんでした。

０６年に始めて名前が挙がって以降、何度も

英ブックメーカーなどで、有力候補に挙げられて

いますが、「１０年目の正直」もかないません

でした。

１９６８年の川端康成さん,

１９９４年の大江健三郎さんに次ぐ、日本人史上

３人目の受賞にはなりませんでした。

残念です。

読んで頂きありがとうございます。

失礼いたします。　　　　　　　　篠原香代