台風23号の今後と日本では経験のない「スーパー台風」
こんばんは~ 篠原です。
今年は既に20個以上発生している台風ですが、
地球温暖化が進むと、日本がこれまで経験が
ない「スーパー台風」が襲う可能性があると
いいます。
10月2日に発生した台風23号は発生した
時から既に巨大で直径がが1500kmあります。
超大型台風が1600kmですから、それに近い
大きさで、日本列島がすっぽり入る大きさです。
通常発生時は比較的小さな渦巻きで、強風域の
直径は500kmですが。
発生時点で今年発生した台風の中で最も大きい
台風です。
そして、今回の台風はいつもと少し違うのです。
日本より東で発生した台風は、近づくと偏西風
に乗って東側に進み、日本から離れた進路を
取るのですが、今回は北西方向に進んで日本に
近づく恐れがあるのです。
「スーパー台風」
とは「地表付近の風速が1分平均で67mを
超える台風」をいいます。
日本では、10分平均が一般的なので、換算
すると「風速59m超」になります。
海水温が高くなっているので、今世紀末には
スーパーのまま日本に上陸する可能性があると
多くの専門家が指摘しています。
台風の勢力が増していくのは、海面の水温が
26度より高い場合で、2013年の台風30号
上陸時のフィリピン付近は29度ありました。
台風に慣れている、フィリピンの人でさえ想像
していなかった、スーパー台風の猛威で、死者・
行方不明は7000人を越えました。
日本付近の9月~10月の水温は26度以下の
ため、台風は次第に衰えていくのですが、温暖化
が進むと、状況が変わってきます。
20世紀末より海水温が、2.8度上がる想定で
試算すると、スーパー台風がいくつも日本に上陸
するといいます。
坪木教授は「今考えられる『最悪』のレベルを
上げて、タイムライン(避難時の行動を時系列
で示す計画書)などを整備する必要がある」と
警告しています。
とりあえず、今回の台風23号の進路をこの先
こまめにチェックして、皆さまも充分お気を
付け下さいね。
読んで頂きありがとうございます。
失礼いたします。 篠原香代