年間報酬5千万円・経費タダの国会議員という楽園!と世界一貧しいホセ・ムヒカ大統領
こんばんは~ 篠原です。
日本は世襲議員が多すぎるということを
耳にしたことがあります。
皆さまはこの実態をどう思われますか?
のうち約25%、4人に1人が世襲議員です。
自民党に限れば実に約4割に上ります。
「地盤(後援団体・支持基盤)看板(地域での知名度)
カバン(政治資金を無税で継承)」の「3バン」が
あるので、世襲議員は選挙に有利で再選率が高い
と言われています。
世襲候補者以外が選挙で当選するのは至難の
ワザと言われています。
国会議員の報酬額は、給与相当額の歳費分の
約2200万円分しか報じられていませんが、
さまざまな名目に分けた手当と、党から貰う
政治助成金まで含めると最低でも5000万円
の報酬額になるのです。
その他、秘書給与3人分の約2400万円の
人件費は国から支給されます。議員会館の事務所の
家賃・電話代・水道光熱費は全てタダです。
国会議員1人当たりに費やされる国民の税金は
1億円は下らないと言われています。
そんなものまでーと、腹が立ちませんか?
このような話を聞き、私がいつも、頭に思い浮かべるのは、
ウルグァイのホセ・ムヒカ大統領の事です。
この世界一貧しい大統領は
「金持ちは政治家になってはいけない」と言います。
そしてこのように言っています。
「私たちは、代表民主制と呼ばれるものを発明しました。
これは多数派の人が決定権を持つ世界だと言います。
ならば、私たち、各国の指導者たちは少数派ではなく
多数派のような暮らしをすべきだと私は思います。」
ムヒカ大統領は、自分の得る給与の90%を慈善事業に
寄付をして、公邸には住まずに、首都モンテビデオの
はずれにある小さな農場で生計を立てています。
「政治の世界では、彼らを分け隔てる必要があります。
お金があまりにも好きな人たちには、政治の世界から
出て行ってもらう必要があるのです。
彼らは政治の世界では危険です。
お金が大好きな人は、ビジネスや商売のため身を捧げ
富を増やそうとするものです。しかし政治とは全ての
人の幸福を求める闘いなのです。」
日本の政治家のどれだけの人が、このムヒカ大統領の
ような思考をもって、政治を行っている人がいる
でしょうか?
私たちの国には残念ですが、そんな政治家は
見当たりません。
目先の利益や自分の利益のためじゃなく、
自分が犠牲になっても私たち庶民のために
行動できる人が上に立つ社会になって欲しい
と思います。
読んで頂きありがとうございます。
失礼いたします。 篠原香代