kayoとdackyの日々の出来事と旬な話題

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年間報酬5千万円・経費タダの国会議員という楽園!と世界一貧しいホセ・ムヒカ大統領

こんばんは~  篠原です。

日本は世襲議員が多すぎるということを

耳にしたことがあります。

皆さまはこの実態をどう思われますか?

 

日本の国会議員717人(衆院475人・参院242人)

のうち約25%、4人に1人が世襲議員です。

衆議院議員だけで見ると3人に1人が世襲で、

自民党に限れば実に約4割に上ります。

 

「地盤(後援団体・支持基盤)看板(地域での知名度)

カバン(政治資金を無税で継承)」「3バン」

あるので、世襲議員は選挙に有利で再選率が高い

と言われています。

 

世襲候補者以外が選挙で当選するのは至難の

ワザと言われています。

 

国会議員の報酬額は、給与相当額の歳費分の

約2200万円分しか報じられていませんが、

さまざまな名目に分けた手当と、党から貰う

政治助成金まで含めると最低でも5000万円

の報酬額になるのです。

 

その他、秘書給与3人分の約2400万円の

人件費は国から支給されます。議員会館の事務所の

家賃・電話代・水道光熱費は全てタダです。

国会議員1人当たりに費やされる国民の税金は

1億円は下らないと言われています。

 

そんなものまでーと、腹が立ちませんか?

 

このような話を聞き、私がいつも、頭に思い浮かべるのは、

ウルグァイのホセ・ムヒカ大統領の事です。

この世界一貧しい大統領は

「金持ちは政治家になってはいけない」と言います。

 

 

そしてこのように言っています。

「私たちは、代表民主制と呼ばれるものを発明しました。

これは多数派の人が決定権を持つ世界だと言います。

ならば、私たち、各国の指導者たちは少数派ではなく

多数派のような暮らしをすべきだと私は思います。」

 

ムヒカ大統領は、自分の得る給与の90%を慈善事業

寄付をして、公邸には住まずに、首都モンテビデオ

はずれにある小さな農場で生計を立てています。

 

「政治の世界では、彼らを分け隔てる必要があります。

お金があまりにも好きな人たちには、政治の世界から

出て行ってもらう必要があるのです。

彼らは政治の世界では危険です。

お金が大好きな人は、ビジネスや商売のため身を捧げ

富を増やそうとするものです。しかし政治とは全ての

人の幸福を求める闘いなのです。」

 

日本の政治家のどれだけの人が、このムヒカ大統領の

ような思考をもって、政治を行っている人がいる

でしょうか? 

私たちの国には残念ですが、そんな政治家は

見当たりません。

 

目先の利益や自分の利益のためじゃなく、

自分が犠牲になっても私たち庶民のために

行動できる人が上に立つ社会になって欲しい

と思います。

 

読んで頂きありがとうございます。

失礼いたします。        篠原香代