「丸山茂樹」五輪ヘッドコーチに就任！マルちゃんスマイルに隠された苦悩の日々！
こんばんは～ 篠原です。
リオデジャネイロ五輪日本代表のヘッドコーチ
に、プロゴルファーの「丸山茂樹」が
正式に起用されました。
コーチ就任に意欲を見せていたマルちゃんは
「すごく責任も感じています」とコメント。
１９６９年・千葉県市川市生まれ
４６歳
９歳からゴルフを始めアマ時代には３７勝
２２歳にプロ転向
日本ツアー１０勝
２０００年よりＰＧＡツアーに参戦・３勝
２００２年に伊澤利光プロとコンビを組み
「EMCワールドカップ」優勝
これは余談ですが、私の息子と同級生でした。
中学の卒業文集でマルちゃんは「プロゴルファーになる」
息子は「プロテニスプレーヤーになり、ウインブルドン
に行く」と書いた文集があります。
市川にテニスコートとゴルフ練習場が隣接されていて、
マルちゃんは、テニスコートによく遊びにきて
テーブルゲームをやっていて悪ガキの記憶があります。
ゴルフ人生第２章
マルちゃんが、ゴルフ人生第２章の柱にしているのは
次世代の育成です。
ジュニア育成のために栃木県矢板市の
「ファイブエイトゴルフクラブ」を購入しました。
ここを拠点として、個人的な基金「丸山茂樹ジュニア
ファンデーション」を立ち上げ、２０００年からの
ゴルフ人口の底辺拡大とジュニアの育成に
取り組んでいます。
最初はゴルフ教室という形をとっていましたが、
２０１０年からは試合形式に改めています。
それは日本ではジュニアの試合が年間数回しか
ないけれど、米国は毎週末試合があり、ジュニア時代
から試合にでて、経験を積むことで、大人になって
大きな差になるということだそうです。
多くのジュニアに参加してもらうため、本戦参加費、
昼食代、飲み物代含めすべて無料だそうです。
素晴らしい！
「負担は少ない方が参加しやすいでしょ。アースカフェ
を始めたもうひとつの理由は、そこで上げた収益を
ジュニア育成のために使いたかったから」
ますます素晴らしい！
２０１３年に東京・代官山に「アースカフェ
（Urth Caffe）」を開店しました。
アースカフェは１９８９年にアメリカ初の
オーガニックコーヒーの会社として設立されました。
現在はアメリカ国内で５店舗を展開中で、
アメリカ以外では代官山が初めての出店です。
ＰＧＡツアーを引き上げたのは、２年連続でシード権を
のがして、その原因がドライバーのイップスでした。
イップスとは
精神的な理由で筋肉が思い通りに動かなくなる
運動障害です。
ドライバーを打つ寸前、筋肉がビクッと緊張して
ミスショットになり、１０回に１回だったミスショットが
２回、３回になり、最後には思うような
ドライバーショットが打てなくなったそうです。
そしてイップスが怪我に結び付いてしまいました。
「これを乗り越えるには練習しかない」と思い
練習のし過ぎで左手の親指の怪我（慢性亜脱臼）
をしたのです。
アメリカ参戦に後悔はないけれど、アメリカに渡った
おかげでシードを落とした扱いになっているため、
ツアーカードがなく試合には推薦枠でしか出られない
のです。
アメリカではＰＧＡツアーで１勝すれば、尊敬されるし
生涯ツアーカードが家族ともども与えられます。
リスペクト感がここまで違うのかと悲しくなるそうです。
プロゴルファーの勲章は獲得賞金です。
マルちゃんの生涯獲得賞金は日米通算２０億円
を超えています。
日本では、尾崎将司に次ぐ第２位だけれど、ゴルフ界も
メディアもそのことを評価しません。
抜いてくれるでしょう。でも僕と同じ苦労を味わせたく
ないから、何とかゴルフ界の環境を変えて、将来彼らが
日本に戻って来た時の居場所を作ってやりたい」
と言っています。
２０１６年のリオデジャネイロ五輪から１１２年振りに
ゴルフがオリンピック競技に復活します。
２０２０年の東京五輪でもゴルフ競技が行われます。
それまでに自らのファンデーションから世界に通じる
若手を育てて、東京五輪では日本代表チームの監督を
するのが夢だそうてす。
成功の秘訣を「夢を見続けること」
と語り、単に夢を見ることで終わらず、諦めずに
夢を追う姿が大事とのことです。
人生の第２章でも、夢を追い続けて、ひとつひとつ
実現させたいと言っています。
今週は「ANAオープン」に出場します。
「セサガミーカップ」以来のツアー出場です。
悩まされ続けている、左手親指付け根の慢性亜脱臼は
いまだに回復していなく、痛み止めの注射を打っての
出場です。
ガンバレーマルちゃん！！
読んで頂きありがとうございます。
失礼いたします。 篠原香代
