kayoとdackyの日々の出来事と旬な話題

日々の出来事や愛犬dacky君のこと、旬の話題を書いていきます。

「石川遼」土壇場で来季シード権獲得 ! プレーオフシリーズに進出 !

こんばんは~      篠原です。

 

遼君が、がんばりました。というより、やっぱり遼君は

「持ってる男」です。

 

レギュラーシーズンの最終戦。

最終日を66でラウンドして、通算9アンダー、271で

31位タイになり、125位以内にシード権が与えられる

フェデックスポイントランキング(FR)で、当落線上に

遼君の他2名で3人が並びました。

 

そして、小数点以下の124位に滑りこみました。

3人の内の1人は126位となり、シード権は獲得

できませんでした。遼君が126位になってもおかしくない

状態で、124位に滑り込んだということは、やっぱり

何かを持っているとしか思えません。

 

まさに土壇場で生き残ったのです。

最終日の納得のいくプレーとは裏腹に、目標の10アンダー

には届いていなかったため、この時点でFRは127位でした。

ホールアウト直後には「ダメかな」と漏らしていました。

インタビューでも「(10アンダーに)届かなかった時点で、

『さよなら』って感じですね」と悔しさをにじませていました。

 

終盤になって状況が変わりました。最終組の6組前の

ワト二―(米国)が18番でボギーで遼君と同じスコアの

9アンダーになって上位グループの人数が減って、配分が

0.5ポイントアップしました。

最終組から3組前のパーシー(オーストラリア)も18番で

ボギー。通算8アンダーグループに転落して、これでさらに

0.5ポイント上積みしました。

 

この合計1ポイントでシード権内に食い込むことが

できました。

まさに逆転劇でした。

遼君も「滑り込みセーフだった」と言っています。

 

息つく暇もなく、出場権を獲得した27日からの

プレーオフ第一戦のバークレイズに挑むことになります。

優勝ボーナス1000万ドル(約12億円)を懸けた4試合の

プレーオフシリーズです。

 

プレーオフシリーズとは

合計4試合あり、1試合ごとに

 

125人➡100人➡70人➡30人

とシビアなふるい落としが待っています。

 

フェデックスポイントとは

レギュラーシーズンの大会が順位ごとに振り分けられる

得点です。

優勝=通常大会で500ポイント。メジャーは600ポイント

2位=300ポイント・・・

70位=1ポイント

71位=0.98ポイント

というように、1位から85位まで配分されるポイント

が決められています。

予選落ちは0点になります。

 

今回の遼君のように31位タイに7人が並んだ場合は、

31位~37位までに振り分けられているポイントを

プラスして人数で割ったポイントを得ることができます。

 

もし今回遼君が1打スコアを落としていたら、37位タイ

となり、獲得できるポイントは31.5ポイントで、FR

125位以内には入らなかったことになります。

 

 

日本で、ただ成績だけを見て「どうせ又予選落ちだろ ! 」

とか野次ってる人がたくさんいますが、こんな風に

精神的にも、肉体的にも、大変な思いをしてゴルフを

していることがわかったら、そんなことは絶対に

言えないはずです。

 

米国ツアーに参戦して、一生懸命に戦っている遼君を

もう少し、温かい目で見てあげて欲しいと思います。

 

プレーオフシリーズ

遼君、ガンバレー !!

松山英樹ガンバレー!!

 

読んで頂きがとうございます。

失礼いたします。       篠原香代