ダブル台風15号、16号が発生 ! 警戒レベル高まる ! 1965年以来50年振り15ヶ月連続台風発生 !
こんにちは~ 篠原です。
ダブル台風15号、16号が発生しています。
これからの進路に当たる地域の皆さまは充分に気を付けて
頂きたいと思います。
いよいよ本格的な台風シーズンとなりました。
今までは、台風が発生しても必ず日本に上陸することは
なかったのですが、これからは偏西風や高気圧の配置が
変わるため、上陸しやすい時期になります。
現在発生しているダブル台風15号・16号ですが、
16号の方が日本に接近する可能性が高まってきました。
勢力がかなり強いため、警戒が必要です。
現在は中心気圧が935hpaで大型で非常に強い台風と
なっていますが、今後さらに発達して明日には915hpa
となり「猛烈な勢力」になります。
この勢力のまま日本に接近あるいは上陸した場合、
今までに日本に上陸した台風の中で一番強い台風と
なります。
また接近するだけでも、波が高くなって、湿った空気が
流れ込むため大荒れの天気になる可能性が高いです。
台風16号の最新の写真です。フレームに収まりきれないような大きさになってきました。目も大きく、はっきりしていますし、非常に強い勢力であることがわかります。海も荒れると思います。本当に気をつけてくださいね。
一方、台風15号の19日現在の勢力は935hpaとなっていますが、
22日ごろ台湾手前で進路を北向きに変え、沖縄、九州地方へ
進む予想となっています。15号も警戒が必要です。
16号と距離が近いこともあり「藤原効果」により予測不可能な
動きをする可能性もあります。
藤原効果とは
2つの熱帯低気圧が接近した場合、それらが干渉して、通常とは
異なる進路を取る現象のことで6つの型に分類されます。
相寄り型=弱い方の熱帯低気圧が接近しながら急激に衰弱し、
強い方の熱帯低気圧に取り込まれてしまう。
指向型=片方の熱帯低気圧だけが干渉を受けて、もう片方の
熱帯低気圧の回りを運動するように見える。
追従型=片方の熱帯低気圧がまず移動し、その後ろをもう片方の
熱帯低気圧が追いかけていく。
時間待ち型=東側の熱帯低気圧がまず北上し、その熱帯低気圧が
去った後に西側の熱帯低気圧が北上しはじめる。
同行型=2つの熱帯低気圧が並行して移動する。
離反型=東側の熱帯低気圧が加速して北東へ移動し、
西側の熱帯低気圧が減速しながら 西へ移動する。
皆さま今後の台風情報を気にかけてチェックして下さいね。
読んで頂きありがとうございます。
失礼いたします。 篠原香代