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「負の遺産」 新車を大量放置はホンダ前社長の放漫経営 !!

 こんばんは~      篠原です。

ホンダが今、苦境に立たされている。ということ

皆さまご存知でしたか ?

 

「お客様視点を大切にして、数を追うより、お客様に

夢を与えるホンダらしい商品を造っていきたい」

第8代ホンダ社長に就任した八郷隆弘氏が、初の記者会見で

上記のように、抱負を語りました。

 

ホンダの2015年1月~6月の国内販売台数は前年同期比

17.9%の減少で、落ち込み率は国内11社の中で最下位の

三菱自動車の次で2番目です。

 

「造っても売れない」

この言葉を裏付けするような現場が埼玉県にあります。

売れない新車を一時保管する「モータープール」

 

モータープール置き場は10か所ほどあり、一か所に

3000~5000台は、野ざらしで置かれているそうです。

 

置かれている車種は、フィット・ヴェゼル・ジェイド・グレイス

などで、12013年にホンダが大規模リコールを起こした後から

置かれ始めて、今年の春が最も多く置かれていたということです。

 

ホンダの主力車「フィットハイブリット」は2013年9月に

フルモデルチェンジして以来、立て続けに5度の大量リコールを

起こしています。

 

その内容は、発進・停止できなくなる深刻な事態で、新たに採用した

燃費を高める部品の制御ソフトウェアが不具合を起こしたことが主な

要因になっています。

 

ホンダ社内では、このリコールは「人災」に近いと言われています。

 

規模拡大を急いだ、伊東前社長が、技術が未完成のため、

発売を渋った技術陣を、無理やり押し切って発売させた車

だといいます。

 

相次ぐリコールの結果、ホンダのブランドイメージは地に落ち、

販売店への来店客数が激減しました。

2014年度の国内販売計画は103万台でしたが、実績値は

79万台までに落ち込みました。

 

販売の落ち込みが、国内生産にも影響して、昨年10月11月は

狭山工場では、金曜日の稼働が止まりました。

国内販売の不振は輸出が少ないホンダにとっては、在庫置き場に

困るほどの事態になっているのです。

 

昨年12月に発売した「グレイス」はインドで開発した車が

ベースになっていて、自販連が毎月発表する上位30位までの

車名別ランキングで発売した月には10位に入りましたが、

その後は低迷しています。

 

「ジェイド」は中国で開発された車で、現地では人気なの

ですが、3列目の後部座席が狭く、インターネット上では

ユーザーからのクレームが多く載っています。

日本の顧客を軽視した車ということです。

ジェイドは今年2月の発売ですが、翌月には30位圏外に

消えてしまっています。

 

今のホンダは、多くの従業員を抱える、国内工場を止めるわけ

にもいかないで、売れない車を作り続けて、在庫を

増やしている状態です。

『グレイス』『ジェイド』はすでに5年分の在庫があると

囁かれています。

 

ホンダは国内に限らず、ドル箱だった北米でもイメージ悪化と

商品力の低下から販売が落ちこみ、そこへ品質維持関連費用や

タカタ製のエアバック問題が重くのしかかっています。

 

社内には暗いムードが漂い、開発部門では依願退職する若い社員

が増えているそうです。

 

新社長の八郷氏は、前社長がかかげた世界販売600万台

目標を撤回して、社員のやる気を引き出して商品力を強化

しようと「チームホンダ」を強調しましたが、前途は多難です。

 

大量在庫という負の遺産

がホンダには重くのしかかっている状態です。

 

私はこのホンダの状態を残念で仕方ありません。

なぜって・・・なぜか、私の乗る車は最初からホンダ

一筋なのです。

今はインサイトに乗っています。

 

何とか、新社長の八郷氏のもと、挽回して欲しいです。

そして、世界のホンダ

に登りつめることを、願っています。

 

読んで頂きありがとうございます。

失礼いたします。        篠原香代