【大腿骨骨折】が要介護を招く ? !
こんばんは~ 篠原です。
最近お年寄りの大腿骨骨折を良く耳にしませんか ?
人口の高齢化にともない、近年増加し続けているのが、
大腿骨骨折です。
骨粗しょう症で骨がもろくなっている人が
転倒などにより発生する骨折で、要介護の
原因の一つとなっています。
又女性は、男性より約3倍も多いそうです。
大腿骨頸部は、股関節から「く」の字に
曲がった形でつながっています。
転倒の際、衝撃力が棒を横方向に折るような
力として働くので、骨折を招きやすいのです。
転倒して立てなくなったら、大腿骨頸部骨折を
疑いましょう !
大腿骨頸部を骨折すると、股関節に強い痛みが生じ
自力では立ち上がれなくなります。
筋肉により外側に引っ張られている場合が多く
足の付け根に対し、つま先が外側に回転した
状態になります。
「治りにくい骨折」といわれるその理由は ?
★新しい骨がつくられにくい
★骨がくっつきにくい
★もともと骨がもろい
大腿骨頸部骨折のサイン
◎足の付け根が強く痛む
◎自力で立ち上がれなくなる
◎歩けなくなる
◎触られるとさらに痛む
◎足が不自然な外方向に向いている
◎足が短くなっている
大腿骨頸部治療の中心は、手術療法
手術には、医療用の釘やネジで骨折部を固定する
「骨折合術」と折れているところから、先の部分の
骨(骨頭)を切除して人口の骨頭に置き換える
「人口骨頭置換術」とがあります。
どちらの方法にするかは、骨折の部位や重症度
に配慮して決められます。
私が、昨年3月に天に昇った、義母を家に引き取る
きっかけになったのも、大腿骨骨折をして
手術してからでした。
半年間入院生活をして、その後引き取り
8年間の介護をしました。
もともと、脳梗塞で倒れてからは、左半身不随でしたから、
介護は大変でした。
それでも、全く頭はボケ症状はありませんでしたから、
それが唯一の救いとなりました。
その時は介護に夢中でしたから、
認知症の介護の大変さを
全くわかりませんでしたから、
そのことの良さを感じずにいましたが、
今になって
「ばあちゃん!ありがとう!!」
という感謝の気持ちでいっぱいです。
読んで頂きありがとうございます。
失礼いたします。 篠原香代